「聖剣伝説2」のパッケージイラストを再現したビーズ織りに感動の声 「すごすぎ」「音楽が聴こえた」「鳥肌たった」
ビーズで表現された美しさと作品愛に心打たれます。
スーパーファミコンの名作RPG「聖剣伝説2」のパッケージイラストをビーズで再現した作品が「すごすぎ」「素晴らしい」と話題になっています。なんという大作……!
総ビーズ数「15万7120粒」という、気が遠くなるほどの数のビーズを使い、あの印象的なパッケージイラストを再現しています。ビーズ織りで再現するという発想にまず驚きますが、ゲームを思い出すような全体の空気感から木々の細かい部分まで、こだわりを感じるクオリティーの高さで、見れば見るほど胸を打たれます。これが愛か。
聖剣伝説シリーズの中でも特に人気が高い同作。オープニング画面では、黒い画面から始まり、優しい音楽が徐々に高まっていくのと同時に画面が広がると、パッケージと同じ緑の森のメインビジュアルが現れます。それだけにTwitterでは「音楽が聴こえた」「当時の感動が蘇る」といった声が寄せられ、作品愛とビーズで表現された美しさに感動する声が多く上がっています。
作者は鉄平(@beads_teppei)さんで、お姉さんとビーズ手芸が趣味のお母さまにも協力してもらい、家族で仕上げた作品となっています。制作期間はなんと1年4カ月。画面のほとんどが緑色なため、ビーズは緑色系を全部買い、一色一色吟味してチョイス。ズームで見るとわかりますが、木々の奥行きや表面の凹凸感など、かなり計算して織って表現しているのがわかります。細かさがすごい……。
キラキラとしたビーズの魅力もあり、光の当たり方でも印象が変わりそうです。ちなみに制作途中では「縦糸を解いてしまう」という辛すぎるハプニングも……。そんな大変なことが起こりながらも「(作品への)別格の愛があるから最後まで頑張れた」と鉄平さん。同作品はメインビジュアルを担当した故・磯野宏夫先生に捧げられ、ツイートでは画集やポスターが販売されている先生の公式サイトも紹介しています。
鉄平さんは他にも、漫画『トライガン』や『ハイキュー!!』など、自身の好きな作品を題材に制作。また大切な友人へのプレゼントとしてもよく作っているとのこと。今回かなり長期間かけて大作を作ったことで「もう当分ビーズは見たくないですw」ということですが、鉄平さんのビーズ織り作品が気になる方はTwitterをチェックするといいでしょう。
鉄平(@beads_teppei)さんのビーズ織り作品
画像提供:鉄平(@beads_teppei)さん
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キャラクターの配置を少しずつ変えながら撮った、約1800枚の写真をつないだという苦心の作。ビーズ手芸が趣味の母にFF6のドット絵画像を送ってみたら……うおおおおおおなんだこれ!
プロの仕業でした。
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