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リコーの全天球カメラ「THETA」にニューモデル 3万円台のエントリー機で4K動画撮影を実現

12月13日発売。公式ストア価格は3万6800円(税込)。

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 リコーの全天球カメラ、「THETA」の新機種「THETA SC2」が12月13日に発売されます。オープン価格で、想定市場価格および公式ストア価格は3万6800円(税込)。エントリーモデルながら、上位機種と同様の4K動画撮影に対応しています。

ピンク、ブルー、ベージュ、ホワイトの4色で展開

 撮影者を取り巻く360度全周囲を、ワンショットで撮影できるカメラ。旧機種「THETA SC」の動画解像度は1920×1080でしたが、THETA SC2では3840×1920まで向上しました(いずれも最高フレームレートは29.97fps)。

 人物の顔を認識して美肌に見せる「顔モード」や、夜間でも低ノイズで撮影可能な「夜景モード」など、撮影補助機能も充実。モードや電池残量などが確認できる有機ELディスプレイや、セルフタイマーモードへの切り替えボタンが追加され、使い勝手も向上しています。

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顔モードでは人物の顔を検出して画像の中心に配置し、露出補正やノイズリダクションにより美肌に見せる
夜景モードは、画像合成によるノイズ低減やダイナミックレンジ補正により、暗所の撮影を補助
2つのレンズを独立して制御することで、明暗差の激しいシーンを明るく鮮明に撮る「車窓モード」も
セルフタイマーボタンが搭載され、カメラ単体での操作がよりやりやすく

 撮影したイメージは、専用スマートフォンアプリで編集やシェアできます。2020年春には、全天球画像とスマホで撮影した静止画を合成し、アニメーションとして表示できる「アニメーションフォト」機能に対応するとのことです。

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