スカイツリーを見ながら「ととのった～！」となるはずが……　ドラマ「サ道」とコラボした「スカイツリーサウナ」の先行体験に行ったらまさかの地獄が待っていた

　東京スカイツリーに12月1日から、テレビ東京の人気ドラマ「サ道」とコラボした「SKYTREE SAUNA（スカイツリーサウナ）」が期間限定でオープンします（関連記事）。今回は編集部のサウナ好きを代表して、一般公開に先駆けて行われたメディア体験会に参加してきました。

　「スカイツリーサウナ」は、11月29日～12月25日まで開催される「テレ東 冬のあったかパーク in TOKYO SKYTREE TOWN」の一環として実施されるもの。スカイツリータウン4Fの「スカイアリーナ」に即席のサウナと水風呂を設置し、3人1組・70分間貸し切りで極上のサウナ体験が楽しめます。参加するには公式サイトからの事前申込が必要で、恐らく一般公開時にはかなりの激戦になるはず。それが一足先に体験できるなんて、この仕事をやっててよかった！　とウッキウキでスカイツリーに向かったまでは良かったのですが……。

ウッキウキの筆者を待ち受けていた絶望

「すいません、機材が間に合わなくて、今日の体験は中止になってしまいました。写真だけなら撮っていただけるのですが……」（ブース担当者）

　えええええ！

　あまりのショックで思わずその場に崩れ落ちる筆者。せっかく水着もタオルもちゃんと持ってきたのに……。しかもこの日は天気もよく、空気もイイ感じに冷えていて絶好のサウナ・外気浴日和。これでサウナに入れないとかある……？

　とはいえここまで来てしまったので写真だけでも押さえていくことに。以下、絶望に打ちひしがれながら撮った極上サウナの写真をお楽しみください。

生殺しにもほどがあったけどシチュエーションは最高でした

　ブースに入ってまず気付くのが、「スカイツリーがめちゃくちゃよく見える！」ということ。会場となるスカイアリーナがスカイツリーのほぼ真下なので当たり前ですが、サウナ内からも、外気浴用のイスからも、スカイツリーを絶好の角度で見上げることができます。

　メインとなるサウナ部分は、サウナー専門ブランド「TTNE」が完全監修。透明なビニールテントの中には、セルフロウリュ可能なサウナマシンと3人がけのウッドチェア（というよりほぼベッド）が設置されていて、スカイツリーを見上げながら寝転がれるようになっています。背中側にはヴィヒタ（フィンランド式サウナには欠かせない、白樺の若枝を束ねたもの）もつるしてあって雰囲気も十分。これでサウナが稼働していれば最高だったのに……。

　サウナを出たら正面の水風呂へ。大人が3人で入っても十分なサイズで、温度は14～15度くらいでしょうか（後でスタッフに測ってもらったら14度だったそうです）。バイブラも効いていて、歴戦のサウナーでも満足できそうな冷たさでした。

　そしてサウナ→水風呂と来たら、最後は外気浴スペースへ。3つ並んだロッキングチェアの真ん中に座ると、またもやスカイツリーが最高の角度で視界に入ってきて思わず笑いがこぼれる。せっかくなので置いてあったサンタ帽もかぶってみたら、悲しすぎて涙が出てきました。もおおおなんでこの絶好のシチュエーションでサウナ入れないの！！！？？？　ウッキウキで取材に来て、こんな生殺しを味わわされるとは思わなかったよ！！！！！！！！！

　ちなみに、ドラマ「サ道」とのコラボなので、外の飲食スペースでは、ドラマにも登場したサウナ「北欧」の名物「北欧カレー」も食べることもできます。「スカイツリーサウナ」は12月25日までの期間限定オープン。入場料は貸切1回3人で9000円（税込）とちょっと高めですが、スカイツリーを至近距離から見上げながらのサウナ・水風呂・外気浴はここでしか体験できない貴重なもの。前述の通り、参加には公式サイトからの事前申込が必要となるのでご注意ください。

夜はこんな感じだそうです（写真：テレビ東京提供）