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プール前に立ちはだかる“地獄風呂”こと「腰洗い槽」2001年に廃止されていた 超冷たいアイツを懐かしむTwitter民たち(1/2 ページ)

シャワーと同程度の殺菌効果しかなかったらしい……。

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 プール授業の前に入る冷た~い「腰洗い槽」を覚えているでしょうか? 若い世代の方は存在自体知らないかもしれません。実はあの苦行、現在95%以上の学校で撤廃が認められているのです。

 真冬にもかかわらず、Twitterでは「腰洗い槽」の思い出語りがなぜか白熱。幾度となく唇を紫にしてくれた「地獄風呂」「寒さの暴力」が廃止されたと知り、驚きや郷愁の声が上がっています。

 ねとらぼでは、制度改定が行われた理由を調べてみました。

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 「腰洗い槽」は、塩素を含む水で有害な菌を殺し、感染症を予防するための設備です。

 文科省の学校環境衛生管理マニュアル(平成30年度改訂版)によれば、同設備の撤廃が始まったのは2001年。

 それ以前は厚労省の指示で設置が義務付けられていましたが、数十秒間の適切なシャワーと同程度の殺菌効果しか持たないことが判明し、ろ過装置付きのプールに限り「必ずしも腰洗い槽は必要とするものではない」と認められました。なお、現在は95%以上の学校にろ過装置が導入されています。

 Twitterの大人たちは「今ないんですか!?」と驚愕。もう1つの地獄ポイントだったシャワーも温水に変わりつつあると知り、ジェネレーションギャップに悲鳴が上がっています。

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