Appleの新型「Mac Pro」、1.5TBメモリのフルスペックで574万円(税別) 「ベンツ買える」と話題に(1/2 ページ)
ベンツと違ってTwitterもできる。そう、Mac Proならね。
Appleは12月11日、Macintoshのハイエンド機「Mac Pro」を発売しました。ベースの価格から59万9800円(税別)というプロ仕様ですが、スペックをマシマシにしていくと高級輸入車が買えてしまう価格になってしまうことがTwitterなどで話題になっています。
先代が2013年に登場して以来久々の登場となった新型Mac Pro。ハリウッドの映像制作の現場など、プロ中のプロの使用に耐えられるスペックを盛り込んでおり、個人がおいそれと買えるようなものではない逸品になっています。
CPUは高性能マシン向け「Xeon Wプロセッサ」(インテル製)を採用。一般の高性能なほうのパソコンのCPUはコアが8個のところ、Mac Proでは28コアまで拡張できます。メモリに至っては最大1.5TBまで選べます。ストレージではなく、メモリです。「会社のパソコン、今どきメモリ4GBとか信じられねー」などと言う場合のメモリであって、ストレージではありません。
映像制作のプロが選べるよう、「Radeon Pro Vega II Duo」という強そうなグラフィックスカードをデュアルで搭載可能。動画を扱う際に負荷を軽減する「Apple Afterburner」も選べます。
ただ、28コアCPUを選ぶとプラス77万円(税別)、1.5TBメモリに至ってはプラス275万円(税別)と、お値段もプロ仕様。とりあえず全部盛っておくとマックスで574万円(税別)、消費税だけでMacBook Proが何台か買えそうなモンスターマシンができあがります。
ちなみにメルセデス・ベンツのセダン「Cクラス」の「C 220 d Laureus Edition」が612万円(税込)、BMWのセダン「3シリーズ」の「330i M Sport」が644万円(税込)です。
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