ニュース

「なんかウチ宇宙になりかけてるっぽいんだよね~」 ギャルがふとしたはずみで宇宙化する漫画が人類には早すぎる

ギャルが日焼けしてるのかと思ったら、宇宙になりかけてた――そんな導入、ある?

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Twitterで公開された漫画「宇宙になった黒ギャル ペコ」が、意味不明で人類には早すぎると評判です。作者は『まんがライフオリジナル』で『ギャル医者あやっぺ』を連載中のギャル好き漫画家、長イキアキヒコ(@sinitoma)さん。なんだかよく分かりませんが、ささいなことがきっかけで「宇宙の意思」的な概念になるギャルを描いています。

自由奔放な黒(いにも程がある)ギャルの漫画です

 「なんかウチ宇宙になりかけてるっぽいんだよね~」――ペコの異様なひとことから、物語は急展開します。ギャル友の「りこち」は「宇宙とか何? やばくね!? マジ意味分かんないんだけど!」と、当然の反応を見せますが、ペコが見せた肌は、確かに日焼けとは違った黒さ。腕には星が生まれており、公転運動すら観測できます。

 超常現象が起こっていながら、そこまで大事とは感じていないようで、「やべ~宇宙感じるよ~ペコから宇宙感じるよ~」「でしょーキモくない?」と、2人はのんきな会話を続けます。しかし、ペコが部屋に迷い込んだアリに驚いた瞬間、異変が加速。彼女は人としての形を留められなくなり、「宇宙らしき何か」に変わってしまいます。

advertisement

 ウチが宇宙になれば、りこちを吸収してしまうかもしれないから、完全な宇宙になる前に殺して――ペコは急速に己の“業”を悟り、悲しい願いを伝えます。そんな友に応えてりこちが発したのは、「うっせーし!! ダチ殺せるわけねーだろ!!」という熱い言葉。友情が届いたおかげか、ペコは元の黒ギャルに戻ることができました。

 しかしそれもつかの間、トイレに立ったペコは、また宇宙になって戻ってきました。その原因は、前にトイレを使ったりこちが流していなかったから……えっもしかしてペコさん、ちょっとイラつくと宇宙になっちゃうシステム?

 ペコという“宇宙”の不安定さが明らかになったところで、物語は第2話へ。今度は2人が喫茶店で落ち合うシーンから始まりますが、りこちが遅刻したせいで、ペコが早くも宇宙化し不安を誘います。「我は宇宙……怒りの感情は持たぬ……」と、高位概念らしく余裕を見せていますが、「コーヒーを頼んだが……無に帰した」と、結局は高位概念っぽい言葉でブチ切れている。

 落ち着きを取り戻したところで、ペコは話を本題へ。りこちに謎の生命体「ヌヌペ」を紹介します。この漫画、さっきから「唐突」しかなくない?

 ペコはヌヌペをギャルサーの仲間に入れようとしているのですが、りこちは「そいつギャルじゃないぢゃん」と全否定。さらにヌヌペが「人が一番集まるところ」を知りたがっていると聞いて、「人類滅ぼそうとしてね!?」と、疑います。そりゃそうなるわ。

advertisement

 不信感を募らせるりこちでしたが、相手が「3人でプリクラ撮ろう」と言っていると知ると、ヌヌペをギャルと認定。そんな簡単でいいの? というツッコミはさておき、3人はゲーセンへ繰り出します。

 ところが、3人で撮ったプリクラを見て、りこちは恐怖することに、機械の盛り盛り機能が効いたのか、それまで点のような形だったヌヌペの目がパッチリと開き、人類を滅ぼすと言わんばかりに、まがまがしい眼光を放っていたのでした。……あのねペコさん、「ウケんだけど」じゃないんだよ。

 「謎すぎて草」「『我は怒りの感情は持たぬ』でダメだった」「……なにこれ? ……ホントになんだこれ……?」などと、読者に笑いと困惑をもたらしたこの漫画は、もともと『ジャンプSQ.』に掲載された読み切り作品。今のところ第2話で終わっていますが、作者は「連載してみたいという頭のおかしい編集部がございましたら、ぜひご一報ください!」とアピールしています。

頭がおかしくなくてもいいはず……
長イキアキヒコさんが手がけた別のギャル漫画、『ギャル医者あやっぺ』は単行本が発売中です

作品提供:長イキアキヒコ(@sinitoma)さん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  4. 「すごっwww」 愛知県まで乗り換えなしで行ける都道府県を調べてみたら……驚きの結果が1000万表示 「日本の中心は愛知ってコト!?」
  5. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  7. 砂が入り交じった汚い石 → 磨いたら……? “まさかの正体”に仰天! “200万円相当”の成果に「すごい」「私だったら気が狂う」【豪】
  8. 沖縄の離島で夜の海を歩いたら…… “まさかの生物”に遭遇しまくり大興奮! 「巨大生物祭りですね」「高級食材いっぱい」
  9. 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  10. 約2センチの「まりも」を本気で育てたら2年後…… 想像をはるかに超えた“衝撃の姿”に「こんなに大きくなるの!?」「成長条件知らなかった」