心が敏感すぎてしんどい人は良くも悪くも「察しが良すぎる」んです――という漫画に共感の声 「その言葉で救われました」
とても苦労するけど得るものもとても多い。
心が敏感すぎる人が持っている2つの面について図にして描きまとめた漫画が、「自分もそう」「ポジティブな気持ちになれた」と共感を得ています。作者は大塚みちこ(@mt_mitty)さんです。
「心が敏感な人」は、気にしすぎたり、深読みしてしまったり、気にしなくていいことまで気にしてしまう。でも、それは良くも悪くも察しがいいということ。悪く言うと「気にしすぎ」、よく言うと「よく気がつく」という二つの力を持っているのだと大塚さんは説明しています。
「よく気がつく」という面では、何気ないやさしさに気付けたり、些細なことでうれしくなることができ、心が豊かになります。半面、「気にしすぎ」という面では気にしなくていいことまで気にして落ち込み、自信を無くしてしまうことで、心が病んでしまう。そんな二つの力が備わっているからこそ、心の在り方が重要になってくるのだといいます。
人は、なかなかこの二つの力の存在に気づきにくく、悪い方へ気持ちが行きがち。なので、その人の中の「よく気がつく素敵な人」よりも「心が敏感ですぐに自信を無くしてしまう人」の方に傾いてしまうのだそうです。敏感すぎて自滅しがちな人は感受性豊かでもあるという部分にも目を向けてあげてほしいと大塚さんは語っています。
よく長所は短所に、短所は長所に言い換えられるといいますが、どうしてもコンプレックスや自分が弱いと思っている部分にばかり目が向いてしまうもの。だからこそ、二つの面があると気付けること、そこは強みでもあるのだと前向きに考えることができれば、もっと気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
この漫画の読者からは「今まさにこれで悩み苦しんでいます。しんどいです。でも、自分を見失わず、プラスに考えられるように生きていこうと思います!」「ありがとう。あなたのその言葉で、私は救われました。素敵な心に乾杯!」など共感や感謝のコメントが届いています。
また漫画の中では「敏感性自滅ガール」と書かれていますが、リプライでは「ガールじゃ無くてオッさんですが、若い頃から気にしいと言われ続けて来ました。自分自身もう精神的に疲れ過ぎてて嫌になります。ポジティブに考えて頂き感動しました。」と性別問わず同じ思いをしている人からのコメントも見られます。
作者の大塚みちこ(@mt_mitty)さんは、SNSで拡散された話題作を収録したエッセイコミック『泣きながらがんばるあなたへ』を出版しています。
画像提供:大塚みちこ(@mt_mitty)さん
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