パリ市内14の美術館所蔵のアート作品約10万点が無料公開　商用利用可能な高解像度画像がダウンロード可能に

　フランス・パリ市内にある14の美術館とコレクションを管理する公共機関「Paris Musees」は、同コレクションの高解像度画像10万点以上をオープンコンテンツとして無料で公開。画像のダウンロードから商業目的での使用も可能となっています。

　印象派を代表する巨匠クロード・モネから、ギュスターヴ・クールベ、エドゥアール・ヴュイヤール、ウジェーヌ・ドラクロワ、フランソワ・ブーシェ、ピエール・ボナールなど、有名なフランスの画家たちの作品を多く見ることができ、印刷にも適した解像度（300dpi）の画像がダウンロードできます。

　これらパブリックドメインの画像は、クリエイティブ・コモンズゼロ（CC0）での公開。作品にはParis Museesのポータルサイトからアクセスでき、フランス語サイトでの「LES IMAGES LIBRES DE DROITS（訳：パブリックドメインの画像）」から今回のオープンコンテンツのみを絞り込めます。

　公開の目的としては、主に作品の認知度を高めるためとして、研究者や学生へ向けてはもちろん、インスピレーションを得たり、印刷や壁紙にしたいといった人々の需要についても触れられています。