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パリで見られるオスマン様式の建物を紙で再現した模型が見事です。圧倒される……。
フランスのアーティスト、Camille Ortoliさんによるもので、70センチから1メートルの複数の建物を製作。装飾が刻まれたレリーフや凝ったデザインのバルコニー、マンサード屋根といった特徴を捉えています。ドアやバルコニーの格子は繊細で、作るのに骨が折れそう。細やかな作業が求められるパーツをこんなにたくさん作るのには器用さだけでなく根気が要りそうですね。
Ortoliさんはパリで活動するアーティストで、美術学校でビジュアルコミュニケーションを学び、2012年に卒業。これまでにゲランやランコムなどの人気ブランドのディスプレイを手掛けています。
エルメスのウィンドウディスプレイでは色とりどりの紙の花が咲き、メレリオのクリスマス向けウィンドウディスプレイではマネキンのバックを赤い花と葉で彩っています。白一色のオスマン様式建築模型とはまた違った、華やかさが魅力の作品です。
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