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炊き立ての釜めし! 愛情たっぷり“母恋めし”! 名人の作りたて赤福! 「第55回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」実食レポート(1/3 ページ)

やっぱ駅弁はおいしいなぁ……!

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 「第55回元祖有名駅弁とうまいもの大会」が1月21日まで「京王百貨店 新宿店」で開催されています。ねとらぼ編集部が現地で購入してきた豪華駅弁・うまいものの中から特においしかった商品・気に入った商品をご紹介します。

 毎年1月に京王百貨店新宿店にて開催される「元祖有名駅弁とうまいもの大会」は、駅弁界の甲子園とも呼ばれている大会。約35種類が「実演販売」されるほか、航空便や自動車便などを使って運ぶ「輸送駅弁」など、43都道府県から270種類以上の駅弁が集結します。また「全国うまいもの大会」にはスイーツや名産品などを扱う約65店舗が出店しています。

会場のイートインコーナーも列車風で高まる!

駒乃屋「宿場の釜めし」焼き釜めし(長野県佐久市)

 まず注目したのは、実演販売を行っていた駒乃屋「宿場の釜めし」。会場ではグツグツと炊かれた釜めしの香りが会場いっぱいに広がっており、食欲をそそられます。お店の人によるとオススメは、この駅弁大会でのみ年1回販売される「焼き釜めし」。

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 仕上げに釜とお米の間にしょうゆダレを回しかけてからひと煮立ちさせることにより、“おこげ”がしっかりと付くのが特徴です。

実演調理がおいしそう!

 ほっかほかの状態で提供されるため、列車旅をイメージした休憩所「お休み処」で食べるのもよし、急いでお持ち帰りするのもよしです。編集部も急いで持ち帰り、早速陶器でできた釜を開けてみると、ウズラ卵、焼き鳥、錦糸卵、枝豆、飾り切りされたニンジンといった具がギッシリと入った釜めしが顔を出しました。

 まずは具をよけて、お店の方オススメの“おこげ”からいただきます。ご飯を持ちあげた瞬間に香ばしさが広がり、パリパリッとしたおこげを口に運ぶと、口いっぱいにしょうゆダレと具のきのこから出たダシがしっかりとしみ込んだご飯の絶妙なおいしさが広がり、自然と笑顔があふれます。炊き立ての釜めし、最高……! 本当においしい!

母恋めし(北海道室蘭市)

 北海道室蘭市にある無人駅、母恋(ぼこい)駅で販売されている駅弁・母恋めしは、大きなホッキ貝の中に、ヤヤン昆布とホッキ貝のダシで炊き込んだお米とジューシーなホッキ貝を合わせたおにぎりが入っていて、かむごとにうま味があふれ出すのが特徴です。

 もともとは非常に少ない個数しか販売できておらず「幻の駅弁」とも呼ばれていた母恋めしですが、室蘭郷土料理コンテストで最優秀賞に輝いたほか、近年はネット通販も可能となり全国的な知名度が上昇。人気が高まっています。 

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 おにぎりのほかには、リンゴのスモークチップを使用した味付け卵の燻製、スモークチーズ、そして「ご安全で楽しい旅を!!」と書かれたハッカあめなどが入っており、40個に1個の割合でホッキ貝に「幸せ通行手形」と書かれたものもあるそうです。全ての料理に“母の愛”が感じられるほか、どのお料理もとってもおいしいので、編集部おすすめの駅弁の一つです。

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