Twitter、改ざんされたコンテンツに「操作されたメディア」ラベルを付ける新ルール
Twitterに投稿されたコンテンツが「他者を惑わすような方法で大幅に改ざんまたは捏造されている」と判断した場合に「操作されたメディア」ラベルを付けます。
Twitterは、合成や改ざんを加えられたコンテンツにラベルを付ける新ルールを発表しました。
Twitterに投稿されたコンテンツが、「他者を惑わすような方法で大幅に改ざんまたは捏造されているか」「他者を惑わすような方法で共有されているか」「公共の安全を脅かし重大な危害をもたらしうるか」を基準に、3月5日からツイートに「操作されたメディア」のラベル付けや削除を行うとしています。
これらの基準に合致するかどうかの判断は、「コンテンツに構成、流れ、タイミング、枠組みを根本的に変えてしまうほどの大幅な編集が加えられているか」「実在の人物に関するコンテンツが捏造または模造されているか」「コンテンツに添えられているツイートのテキスト、またはコンテンツに含まれているテキスト」「コンテンツを共有する人のプロフィール情報」「個人やグループの身体的安全に対する脅威」「集団暴力や暴動のリスク」などを考慮すると説明しています。
Twitterに投稿されたコンテンツが他者を惑わすような方法で大幅に改ざんまたは捏造されていると思われる場合、以下の措置が取られます。ほとんどの場合、ラベル付けするツイートにはこれら全ての措置を講じるとのこと。
- ツイートにラベルを付ける
- リツイートやいいねの前に警告を表示する
- Twitter上でツイートを表示されにくくし、または「おすすめ」されないようにする
- 可能であれば、背景情報が含まれるウェブサイトへのリンクなど追加情報を提供する
Twitterは「これらを実施するうえで間違いが起こることもありえますが、根気よくお付き合いいただけると幸いです」と述べており、誤判定が起こる可能性もありそうです。
同社は先にユーザーからの意見募集を行い、その中で70%以上が、「改ざんされ誤解を招くコンテンツに対し『何の手段も講じない』ことは容認できない」と回答したとのこと。そうした意見を反映した変更とのこと。米大統領選に向けた虚偽情報対策ともみられます。
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