コラム

「WEST EXPRESS 銀河」で再び脚光 いまだ元気に現役、“昭和イケメン”な国鉄型電車「117系」に乗ってきた(3/3 ページ)

レトロでなんとも言えない感じがたまりません……! 「WEST EXPRESS 銀河」に乗る前にぜひ。

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近江今津駅で昭和44年の「江若鉄道の跡」も感じられる

 今回は湖西線でレトロな117系に乗ったついでに、江若鉄道の旧近江今津駅駅舎にも訪れました。

 江若鉄道はかつて湖西地方の足として浜大津と近江今津を結んでいた路線です。湖西線の建設が決定したため、1969年に廃線となりました。


旧国鉄の雰囲気が漂うJR近江今津駅の駅舎

 湖西線の近江今津駅から5分ほど歩くと、背の高い三角屋根の木造の建物が見えてきます。これが江若鉄道の旧近江今津駅舎です。江若鉄道の廃線から早51年(2020年2月時点)、同鉄道で現存する唯一の駅舎跡です。

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三角屋根が特徴の江若鉄道の旧近江今津駅駅舎

 旧駅舎は1930年に建てられました。よく観察すると、おしゃれな窓枠に目が止まります。当時のとても華やかな様子が浮かんでくるようです。

 この旧駅舎は一時期、老朽化のために解体の話も上がりましたが、地元住民の皆さんが努力して保存活動を行っています。旧駅舎には江若鉄道の当時の貴重な写真ポスターも飾られていました。今後も残っていてほしいものです。


旧近江今津駅駅舎のおしゃれな窓枠

構内にあった江若鉄道の歴史を説明した資料

レトロな117系が走る湖西線

 湖西線は京都駅に乗り入れているため、遠方からでも比較的アクセスしやすい路線です。参考までに京都~近江今津間の所要時間は新快速で約50分、普通列車で約70分(昼間時間帯)。運賃は片道990円です。京都観光、琵琶湖観光の合間に訪れてみませんか。


遠方からもアクセスしやすい風光明媚な湖西線

「湖西線の117系」フォトギャラリー

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