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「余命5年」と言われ、先天性の病気で歩けない猫のオサムくん たくましく生きる漫画に勇気をもらう(1/2 ページ)

飼い主さん家族の愛情を感じる。

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 漫画家奥嶋ひろまさ(@HiromasaOkujima)さんが、愛猫オサムくんのことを描いた漫画「100歩だけ歩いたねこ」をTwitterに投稿しました。飼い主さん家族の愛情と、全く歩けない中で元気に生きるオサムくんの姿が「すてきな話だ」と話題になっています。

猫のオサムくん
漫画「100歩だけ歩いたねこ」

 奥嶋ひろまささんのお宅に暮らす猫のオサムくんは、里親募集で引き取られた猫ちゃん。しかし、夜中に走り回ったり、爪とぎをしたり、仕事の邪魔をするなど“猫らしいこと”は一切しません。

猫のオサムくん
猫らしいことは一切しない。なぜなら……

 それは、オサムくんに「足に筋肉がつかない」先天性の病気があるから。奥嶋ひろまささんのお宅に引き取られてすぐに分かったオサムくんの病気は、「5年しか生きられないかも」といわれるほど、重いものでした。「ショックだったが冷静になると 5年は絶対死なせないという気持ちに変わった」という奥嶋ひろまささん。そんなオサムくん、病気が進行し4年前に全く歩けなくなってしまいます。

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余命5年といわれていた

 それから現在に至るまで、オサムくんの介護生活を続ける奥嶋家。オサムくんは病気に負けず、たくましく生きています。ごはんの時間になると、「メシくれっ!!」と向かってくるというオサムくん。最後のコマは「今日も元気にほふく前進している」「今日で13歳になる」という奥嶋ひろまささんの語りで締めくくられています。余命5年と言われたオサムくんが、13歳の今も元気に生きている……! ご家族の愛情と、オサムくんの生きる力を感じる漫画でした。

13歳のオサムくん。元気だよっ!

 漫画には「最後の一文で涙腺崩壊 生きてるって本当に素晴らしい…」「飼い主さんの愛情が伝わってくるすてきな漫画」「オサムさんのように、前を向いて生きていきたい」など、ご家族の愛情とオサムくんの姿に感動し、勇気をもらった人からのコメントが寄せられています。

 「軽介護からすると、もう10年弱経つけど、今のところ介護は大変じゃない。下の世話も当たり前になって来る。どこかの誰かの将来のペット介護の不安を和らげるマンガなら描けるかもしれないからオサムとの日々のマンガを少し描いてみようと思います」と投稿している奥嶋ひろまさ(@HiromasaOkujima)さん。Twitterアカウントには、オサムくんのしっぽのお話を描いた漫画の他、ハンサムなオサムくんの写真やほふく前進をしている様子なども投稿されています。

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