雑誌『電撃PlayStation』が定期刊行終了へ 25年の歴史に幕
「電撃オンライン」や「電撃PS Live」などのWebコンテンツは今後も継続するとのこと。
PlayStation専門誌『電撃PlayStation』が、3月28日発売のVol.686をもって定期刊行を停止すると発表しました。定期刊行終了の理由については「雑誌などのメディアを取り巻く状況の変化や、ゲーム情報発信のあり方の変化など、さまざまな要因に伴い」と説明しています。
『電撃PlayStation』は、『電撃PCエンジン』の増刊として1994年にスタート。PlayStation専門誌ならではの濃い紙面づくりが特徴で、近年ではWebメディア「電撃オンライン」や、YouTube番組「電撃PS Live」などでも積極的にコンテンツを発信していました。
今後については、増刊やムックといった形での不定期刊行は検討しているとのこと。また、『電撃PlayStation』の名を冠したWeb記事、「電撃PS Live」の配信、動画などについては今後も変わらず「電撃オンライン」上で展開していくとしています。
定期刊行終了にあたり、公式サイトでは次のようにコメントしています。
『電撃PlayStation』は、ゲームが好きで好きでたまらないスタッフとともに、ゲームが好きで好きでたまらない読者の皆様とゲームのおもしろさを共有し、一緒に楽しむために作り続けてきました。四半世紀のあいだ、大好きなゲームのことで読者の皆様と盛り上がることができたのは、『電撃PlayStation』のスタッフ一同、幸せでした。読者の皆様には深く深く感謝しております。
最新号である2月28日発売のVol.685、そして3月28日発売のVol.686でもそれは変わらず、今まで以上に濃い記事を全力でお届けしてまいりますので、皆様何卒よろしくお願いいたします。
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