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幻の名車「イセッタ」じゃないか! ノスタルジーを感じるかわいい新型EV「Microlino 2.0」登場

70年近く前のクルマなのにどこか未来っぽい、イセッタの雰囲気とEVは相性バッチリ。

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 スイスのEVメーカー「マイクロモビリティ」より、新型EV「Microlino 2.0」が発表されました。20世紀半ばに生まれた名車「イセッタ」をモチーフにした小さくてカワイイEVです。


Microlino 2.0

 イセッタは元々、1953年から1955年にかけてイタリアのメーカー「イソ」が製造していたクルマ。正面のドアを設けた卵型のコンパクトな車体で「バブルカー」というジャンルを作った歴史的名車。ライセンス生産されていた「BMW・イセッタ」の方が生産期間や生産台数は多く、そちらもクラシックカー好きによく知られています。70年近く前のクルマですが、丸みを帯びたボディはどこか未来感も漂わせます。


イセッタのような卵型の超小型ボディー

 元々のイセッタはオートバイのような小排気量のエンジンを搭載していましたが、Microlino 2.0は電動モーターを搭載。“2.0”という名前の通り2代目にあたり、最大出力15馬力・最大トルク100Nmのモーターを搭載していた初代よりもパワーアップされる予定。また、前開きドアの構造上太かったAピラーを薄くして運転しやすくします。価格は1万2000ユーロ(約143万円)からです。

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(参考)東京モーターショー2019に出展されていた初代「Microlino」

こんな風にクルマの正面が開きます

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