御堂筋線に似ている……？　シドニーの新型通勤電車がデカくてかっこいい（1/2 ページ）

　シドニー近郊の輸送を担う鉄道路線「シドニー・トレインズ（Sydney Trains）」に新型電車が登場。試運転の様子が公開されました。

　オーストラリアの鉄道動画チャンネルSydney Trains Vlogsが2020年1月9日に公開した動画で、シドニー・トレインズの新型通勤電車「D形」の試運転の様子が見られます。

　シドニー・トレインズの車両は全て2階建て。通勤電車ですが車体サイズが大きい……！　JR東日本の新幹線E4系「Max」のような印象です。

　動画はディーゼル機関車のけん引で駅に入線してくるシーンから始まります。機関車を前後で付け替える「機回し」の作業を行い、試運転を実施する区間に移動します。

　移動後、機関車を切り離して試運転がはじまります。出発時に聞こえる音は日本の電車にもよく似ています！　シドニー・トレインズは日本製の装置が使用されている車両が運行しています。このD形にも搭載しているのでしょうか。

「Osaka Metro 御堂筋線30000系」に似ている……！

　それにしてもこの電車の顔……。赤色のアクセントと曲線を使った塗り分け、ヘッドライトの位置など、Osaka Metro 御堂筋線の30000系電車に似ているような気がしませんか……？　何だか親近感わいちゃいます。

　D形の試運転はさまざまな速度で走り込みを行った後、再び機関車を連結して車庫へと戻っていきます。なんで駅から車庫まで自力で走行しないの？　と思います。日本では、新型車両の試験メニューが全て終わっていない場合には他の車両がけん引して回送することがあります。D形も同じ理由かもしれません。

　「かっこいいね！」「いつから走るの？」とコメント欄もなかなか好印象。中には「音がイギリスのクラス395に似ているね」という世界のテツからのマニアックなコメントも見られました。D型の運行開始は2020年中を予定しているようです。