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古代日本のチーズ“蘇(そ)”が千年に一度の大ブーム 3時間かけて作ってみたらマジで苦行だった(2/3 ページ)
焼いて、リッツにのせるのがオススメです。
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【1時間50分後】夕飯を食べなきゃやってらんなくなる
1時間のつもりだったのに、まるで終わる気配がありません。夕飯が食べらない状況に家族がイライラし始めたので、並行して鍋を作ります。時計は21時を回りました。
【2時間20分後】変化なし
量は減っていますが、いまだ液体です。味もホットミルクそのものです。ピピッとコンロのとろ火を恨む。片手鍋の表面には茶色い膜が張っています。蘇になってるかなと期待してスプーンでつついてみると、何もなかったかのように膜は消え、やっぱり普通のホットミルクになります。
【2時間30分後】なんか、とろっとしてきたー!
そのときは突然やってきます。フライパンの牛乳が、急にとろっとしはじめました。
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【2時間40分後~】蘇ができたぞ―――!!
いったん固まり始めると、どんどん変化します。このなにやらもったりと固まった物体、これが蘇なんじゃないでしょうか! やった、やった、成功です。ここで片手鍋の方も固まり始めまたので、そちらはいったん火を止めます。まずはフライパンの蘇を完成させましょう。どこまで加熱したらいいのかよくわからないのですが、取りあえず鍋をひっくり返しても落ちないくらいまで加熱しました。
【実質2時間50分後~】片手鍋の牛乳も蘇になったぞー!
片手鍋の作業を再開します。おおお。どんどん固まっていく……。
ラップに包んで、冷蔵庫で一晩寝かせる
完成した蘇をラップで包み、一晩寝かせます。明日が楽しみです。
できた2つの蘇を並べてみると大きさも色も違います。濃厚4.4は黄色く、雪印メグミルクは茶色っぽい色合いです。雪印メグミルクの方が柔らかいので、煮詰め方の違いで大きさが変わったのではないでしょうか。
ちょっとつまみ食いをしてみると、濃厚4.4の蘇はすごく甘ーくなっています。香りはクリームチーズのよう。一方、雪印メグミルクは、甘みは少なめで、薄いクリープのような味がしました。
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