ニュース

Amazon、マスク等の高額出品を全世界で数十万点削除 「悪意ある事業者の価格つり上げに遺憾」

日本法人を取材しました。

advertisement

 新型コロナウィルスの影響で不足するマスク等を不当な高値で販売する動きが世界的な問題となっており、海外では「Amazonは数十万件もの高額な出品を削除している」とのニュースが注目を集めています。ねとらぼ編集部がアマゾンジャパンを取材したところ削除は事実で、「日本でも世界共通のポリシーに則った措置をしている」「Amazonのポリシーに従い、直近では世界で数十万点の出品を削除しました」といった回答がありました。

Amazonの施策を伝えるCNBCの記事

 Amazonマーケットプレイスでは適正な価格設定を求めるポリシーが定められており、商品の価格は配送料も含め定期的に監視されています。また、「AmazonまたはAmazon以外での最近の販売価格よりも著しく高い商品またはサービス価格の設定」については、出品の取り下げや出品権限のはく奪といった措置がなされるケースもあると規定されています。

Amazonマーケットプレイスにおける適正な価格設定に関するポリシー

 米CNBCによると、海外でもフェイスマスクや手指消毒剤の高額出品が相次いでおり、もともと13.28ドル(約1400円)だったマスクに195ドル(約2万円)の値が付いた例もあったとのこと。Amazonではポリシー違反の出品を約53万件削除し、2500以上のアカウントを停止したと伝えています。

advertisement

 本件について、アマゾンジャパンは「Amazonでは、不当に高い価格での販売を一切禁じています。世界的な健康被害において必需品とされる商品の価格が、悪意ある販売事業者により意図的につり上げられていることを遺憾に思います」とコメント。「引き続きサイトをモニタリングし、ポリシーに違反している出品に対し取り下げ等の対応をとってまいります」と、ねとらぼの取材に答えました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  3. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  4. “女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
  5. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  6. パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  7. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  8. 巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
  9. 正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
  10. 「こんな事あるのか」 マックでハンバーガー購入→“信じられない状態”に仰天 「逆に羨ましい」