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くまは、きょうひとりでいます! こぐまのケーキ屋さん(76)「ひとりですごす」おまとめ こぐまのケーキ屋さん

自宅でひとりでも心は“一緒”の店長と店員さんでした。

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 漫画家のカメントツ先生(@computerozi)がTwitter上で連載中の「こぐまのケーキ屋さん」。今週は第357話~第360話を振り返ります。



作者:カメントツ

1986年生まれ、愛知県出身。デザイナー、イラストレーターを経て2014年から漫画家としての活動を開始。現在は小学館「ゲッサン」で「スタッフがおいしくいただきました」連載中。ほか代表作に、「カメントツのルポ漫画地獄」(オモコロ)、「カメントツの漫画ならず道」(ゲッサン)など。

Twitter:@computerozi

「ひとりですごす」

いまは静かに、優しいすれ違い

 今回はこぐま店長と店員さん、お互いにそれぞれの自宅で静かな時間を過ごします。私たちの世界の“自宅待機”のようですが、ふたりはどんな時間を過ごしているのでしょうか。

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 これまでのエピソードで描かれているように、本好きなふたり(過去まとめ34参照)。温かい飲み物を淹れてゆったりと読んでいましたが、店長はふと「てんいんさんは、いまなにをしていますかね…」と思って電話しようとします。

 同じく読書中の店員さんも、ふと「店長いま何しているかな…」と時計を見ながら思います。ふたりとも電話してみようとしますが、どちらもその前に少し考えて、「てんいんさんのおじゃまかもしれませんね…」/「(ケーキの研究をしているかもしれないな…)電話するのやめておこう…」と、お互いのことを思ってあえて電話せず、そのまま一人の時間を過ごすのでした。

 いつも一緒にいるのでちょっぴり寂しいような気もしますが、一方で離れているだけに、ふたりの心の距離がわかる温かいエピソードでした。思い思われなこぐま店長と店員さん。再び会ったとき、“やさしいすれちがい”はきっと楽しい会話を生んでくれるでしょう。

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