『鬼滅の刃』ミリしらの占い師が、キャラクターの誕生日から性格や相性を見てみた【柱編】
“ミリしら”でキャラを誕生日から見てみます。
キャラクターの誕生日。それは多くのファンが意識してしまう大切な記念日ですが、誕生日からそのキャラの性格やキャラ同士の関係性がわかることはあるのでしょうか。
そこで、西洋占星術を使う占い師・ペルルミルさんに大ヒット漫画『鬼滅の刃』のメインキャラクターである柱の9人を見てもらいました。
ちなみにペルルミルさんは『鬼滅の刃』は“ミリしら(1ミリも知らない)”状態。本来は生年までわかるとより詳しくわかるとのことでしたが、生年が特定できないため、誕生日だけで個人や集団の性格と傾向を見てもらいました。
個人としての柱
まずは柱のみなさんお一人ずつの性格を予想してみました。
冨岡義勇/2月8日みずがめ座:クールなうえに頭の回転が速く、いつでも有効なアドバイスができそうです。他の人には見えていないところまでお見通しかもしれません。
胡蝶しのぶ/2月24日うお座:アートや精神的な世界などに関心があるかもしれません。人に共感する力が強く、思いやりの心も人一倍大きそうです。
煉獄杏寿郎/5月10日おうし座:どんな現実の中でも好奇心を失わず、楽しみや新しいことに光を見出していくタイプ。フットワークが軽いのではないでしょうか。
甘露寺蜜璃/6月1日ふたご座:言葉や表現にセンスが光ります。いろいろな価値観の中にあって、常にバランスをとることを意識していそうです。
時透無一郎/8月8日しし座:本来ほがらかで公平な人です。誰にでもにこやかに接するので、いつも幸せそうに感じさせられるかもしれません。
悲鳴嶼行冥/8月23日おとめ座:細かいところまで注意が行き届く目を持っています。繊細な気遣いで、周囲をバックアップできます。
伊黒小芭内/9月15日おとめ座:感受性が鋭く、平和を愛するタイプかもしれません。現実的な面と優雅さや美しいものを愛する面を備えていそうです。
宇髄天元/10月31日さそり座:柱のなかでもひときわ精神力が強そう。決してあきらめない粘り強さと起死回生も狙える生命力を持っています。
不死川実弥11月29日いて座:高い理想を掲げて、それに向かってまっすぐ進んでいく人です。柱の中で一番純粋なのがこの人かもしれません。
集団としての柱
柱のみなさんをひとつの集団として西洋占星術的に見ると、ほぼまんべんなくバランスがとれています。つまり、基本的にはいろいろなキャラクターが個性を発揮する多芸多才な集団だといえるでしょう。
ただし、12星座を「活動」「不動」「柔軟」の3区分で分類したときに、「活動」にあたる星座の人だけがいません。
「活動」の星座がいない場合どうなるかというと、「始める」「きっかけ作りをする」役割の人が存在しないことになります。
敵との戦いを粘り強く続けていくこともできるし、向こうの出方を読んで対応することも得意だけど、「よし、やるぞ!」と初めに声を上げるリーダーがなんとなく不在かもしれません。
ここで、以前書いたことでもありますが、本作の主人公である竈門炭次郎がかに座であることが生きてきそうです。蟹座は、一般的なイメージでは意外かもしれませんが、「活動」の星座なのです。
自分にとって大事な人たちを守るために、「よし、自分はやるぞ!」と声をあげられる炭次郎。柱のみなさんとの関係を考えても、物語を引っぱっていく主人公にぴったりの生まれということになりそうです。
気になる関係
柱のみなさんの誕生日を詳しく見てみたら、かなり正反対だけど、それだけにお互いが目に入って気になりそうな組み合わせがいくつもありました。
冨岡さんと時透さん、胡蝶さんと悲鳴嶼さんまたは伊黒さん(悲鳴嶼さんと伊黒さんは同じ星座です)、煉獄さんと宇髄さん、甘露寺さんと不死川さんです。
特にその傾向が強いのが、冨岡さんと時透さん、胡蝶さんと悲鳴嶼さんの2組となります。
富岡さんは、どんな集団も、そして自分自身をも外側から客観的に見るタイプ。対して、時透さんは自分の思っていることをどんどん表現していきたさそうです。
富岡さんから見れば、時透さんはアクが強いと感じつつも、ストレートなところに人としての魅力があると思うかもしれません。
時透さんにとって富岡さんは、どうして自分のことを大切にしないのだろうと歯がゆく思うときもありそうですが、冷静な視点には一目置いているでしょう。
また、胡蝶さんは全体の中の一部として自分をとらえる傾向がありますが、悲鳴嶼さんは個人としての自分が完璧であることを強く意識しています。
どちらも集団の中にいるとケア担当になりがちな星座で、胡蝶さんは精神的な部分、悲鳴嶼さんは目に見える部分を整えることに向いているかもしれません。
胡蝶さんは悲鳴嶼さんをきちんとした現実的な人、悲鳴嶼さんは胡蝶さんを想像力豊かで柔らかさのある人として評価していそうです。
そして、お互いになんとなく考えることや大切にしたいものが似ている組み合わせも見てみました。
冨岡さんと甘露寺さん、胡蝶さんと宇髄さん、胡蝶さんと悲鳴嶼さんと伊黒さん、時透さんと不死川さんが似た者どうしコンビ(またはトリオ)になりそうです。
悲鳴嶼さんと伊黒さんは、この中でも似ている度合いが高く、相手を理解しやすいけれども、あまりにも分かりすぎて同族嫌悪にもなりかねない組み合わせといえます。
総評
私にとって柱といえば魔法騎士レイアースのエメロード姫……という世代ですが、『鬼滅』の柱のみなさんは、誕生日から見ると非常にバランスの取れた集団でした。そして彼彼女らの足りない部分を補うのが炭次郎――という相性になっています。その関係性に、ミリしらながらグッときました!
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