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Google、新型コロナ流行から各国で「人の移動」がどれほど減ったのかを可視化 伊では職場への移動が63%減
日本では都市部で移動自粛が大きく進みました。
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Googleが4月3日、新型コロナウイルス流行に伴う人の移動の変化をまとめたレポートを公開しました。最も死者数の多いイタリアでは、職場への移動が63%減するなど非常に大きな動きがあることがまとめられています。
このレポートは、匿名化したスマートフォンユーザーの位置情報を利用して作成されたもの。1月3日~2月6日の同じ曜日の中央値をベースに、レストランや小売店、仕事場、自宅など場所別に人がどれほど増えたか/減ったかをまとめています。
このレポートによると、イタリアでは小売店や娯楽施設へ訪れる人が94%減しているのに対し、自宅にとどまっている人が24%増。米国では小売店や娯楽施設が47%減、職場が38%減、自宅が12%増となっています。
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一方、日本では小売店や娯楽施設が26%減、職場が9%減、自宅が7%増。ただし県別で見ると、東京では小売店や娯楽施設が63%減、職場が27%減、自宅が14%増となっています。
なお、さまざまな国のデータが公開されていますが、Googleはこれらのレポートについて、「位置の正確さと場所の分類は国や地域によって異なるため、国間や地域間の変化を比較することは勧めない」としています。
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