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奥羽大学、教授のメール「県外に出たら退学処分」を撤回 ネットで「行き過ぎ」と批判

大学側はメール内容を撤回した上で謝罪しました。

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 緊急事態宣言地域への往来自粛を求める中で、福島県にある奥羽大学の教授が「福島県外に出れば退学処分になる」という通達メールを学生に送信した件について、大学側は4月14日、「行き過ぎた表現がありました」として撤回・謝罪しました。

 奥羽大学は歯学部と薬学部を有する大学。問題となったメールでは、緊急事態宣言の対象地域外への移動も厳禁としており、発覚した場合は退学処分になると強く警告していました。

 メール内容は「行き過ぎではないか」「学生への人権侵害」「県をまたいで通う学生はどうすれば良いのか」といった批判がSNS上で集まる事態となっていました。大学側は騒動を受けて、「退学処分」は行き過ぎた表現だったとして訂正。大学の方針ではないとした上で、関係者に対し謝罪しました。

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