連載

自宅で駅弁、旅気分! 「#うちで食べよう」 家で「激ウマ駅弁大会」しませんか?やすこーんの「くらしの鉄道」(2/5 ページ)

おいしくて懐かしくて幸せ~。思い出の駅弁は「お取り寄せ」もできます。ぜひおいしく家でいただきましょう。

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期待を裏切らない味 三重松阪「モー太郎弁当」「元祖特選牛肉弁当」(駅弁のあら竹)

 こうなると、どんどん頼みたくなってきます。


「モー太郎弁当」「元祖特選牛肉弁当」が到着。食べ方の注意書き、松阪の観光案内などのチラシも入っていた

 次は、三重県松阪市にある「駅弁のあら竹」さんの弁当を2つ、注文してみました。

 あら竹さんは代金引換や銀行振込が選べます。指定日の午前中に、クール便でお弁当が到着しました。

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 こちらは通常の駅で売られているお弁当がそのまま送られてきます。指定日前日に発送されたお弁当は、翌午前中に到着。賞味期限はその日の夜22時でした。


買ったお弁当は「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」と「元祖特選牛肉弁当」

 注文したのは「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」(1500円)と「元祖特選牛肉弁当」(1500円)。どちらも松阪牛を使った名物弁当。特に「モー太郎弁当」を現地でもよく買います。

 モー太郎弁当は「モー太郎」というポップな名前とは裏腹に、スリーブを外すとリアルな牛の顔の容器。インパクトがあるのは見た目だけではありません。さらに蓋を開けると驚くことが……!

モー太郎弁当の蓋を開けると……音が出るので注意。日本初のメロディ駅弁

 蓋の裏に光センサーが付いていて、開けると童謡「ふるさと」のメロディが、1コーラス流れます。それと同時にタレの甘い香りが、視覚、聴覚、嗅覚に訴えかけてきます。

 さあ、残るは味覚です。

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松阪牛が敷き詰められた中身

 これが期待を裏切らないおいしさ! やわらかい肉に甘いタレと生姜の香る味がよく絡み、いくらでも食べられそうです。ご飯を肉に巻くようにして食べるのが好き。


肉部分アップ。オンライン会議ソフトの背景にどうぞ

 食べたあとの容器はもちろん全部取っておきます。現在、牛6個。いずれ何かに使う予定です。

 もう1つの「元祖特選牛肉弁当」は、鉄道パッケージバージョンを選びました。鉄道バージョンは、もう26作目。それ以外の鉄道写真のものは、現地でのみ買えます。


元祖特選牛肉弁当の鉄道掛け紙一覧

左上が通常のパッケージ。蓋の裏には駅弁の誕生秘話が書かれている

 なぜこんなに鉄道パッケージの種類が多いのかというと、社長の新竹浩子さんは鉄道好きで、鉄道ファンの間では有名な方。不安が去ったら、実際に松阪へ行って、ぜひご本人から他のバージョンもゲットしてください。

 パッケージが違っていても、中身は同じです。1959(昭和34)年に発売したときから、味付けはほぼ変わっていないそうです。容器を移し替えて、ご飯とお肉をレンジで別々に温めます。特にステーキ肉は温めすぎないようにしましょう。甘いタレで焼かれた牛肉は、しっかりした味付けなので、お酒に合います。

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元祖特選牛肉弁当。並べ替えると雰囲気も変わる。赤ワインと共に、いただきまーす

 飲みに満足したあとは、白いご飯をシメのお茶漬けにして食べました。家で駅弁を食べるときは、おかずとご飯を時間差で食べることも多いです。ご飯をチャーハンにすることもあります。

 おいしく食べれば、食べ方は自由、だと思っています。


あら竹の「牛肉のしぐれ煮」と「牛肉のそぼろ煮」

 そうそう、一緒に買った牛肉のしぐれ煮とそぼろ煮も、白いご飯のお供におすすめです。こちらは日持ちするので、駅弁と一緒にぜひどうぞ。

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