土地神様がなぜかギャル　霊感少年がとまどう漫画に「やっぱりギャル最強」

　神様のイメージをひっくり返すギャル神様と少年の漫画が、ギャル最強説を後押ししてくれそうです。作者は漫画『ホワイト会社に首ったけ！』（KADOKAWA）を手掛けた羽流木はない（@warugi871）さん。金髪ガングロにルーズソックスの神様……！

　少年の家の近くの祠（ほこら）には何故かギャルの神様がいて、少年は見えないはずの神様と目が合ってしまいました。「霊感少年じゃん！」と喜ぶ神様、人と話すのは10年振りだと言います。「神様、何歳？」少年が聞くと「神様じゃなくてナオミ！」と、名前まで教えてくれました。10年前、17歳の時に裏の神社でいけないことをしたらバチが当たって神様にさせられたそうです。いったい何をしたんだ……。

　自分の意思で神様になったわけではないと知り、少年は悩みはないか尋ねてみました。「いやいや、悩むとか私の辞書にねーからw」あっけらかんとギャル神様は答えるのでした。お賽銭をくれた少年に「気の使い方、神すぎない？ あざーっす」と、ギャル口調でお礼を言うギャル神様。チャラいな！

　神様らしく神通力で少年の悩みを解決してあげると提案してきたので、少年は少し真面目に「このまま普通に学校行ってたら、普通の大人になりそうで怖い」と、相談。「めっちゃ悩ましいねw」神通力で解決ではなく、悩みに共感するだけでした。普通が嫌だと言うので自分と結婚することを軽いノリで提案してみましたが、それはキッパリお断りする少年。「少年めっちゃ失礼ぢゃんw ウケるw」失礼と言いながらも笑ってすましてしまうギャル神様、やっぱり最強。

　その後の投稿では、ギャル神様を救う方法を探すために民俗学を勉強する高校生になった少年の姿や、何を司る神なのかを考える2人が描かれています。こんな神様だったら、話すだけでも元気出てきそう。

　漫画には読者から「この神様と友達になりたい」「やっぱりギャルって無敵」「ギャルは無限の可能性を秘めている」など、常識を覆す新しい神様への期待が寄せられています。