近寄りがたいクールな転校生の“心の氷”が溶けた――　デレる瞬間を描いた漫画に「人類はまだギャップ萌えに勝てない」

　人を寄せつけないようなクールな印象の転校生がデレる様子を描いた創作漫画「氷川さんの心の氷はすぐ溶ける」のツンデレっぷりが最高です。作者はTwitterで漫画を公開している八木戸マト（@yakitomahawk）さんです。

　転校生の氷川さんは愛想がなく、「性格がキツい」「誰とも打ち解けてない」と言われてしまうほど。クラスメイトの田中君が手助けしようとしても、キッとにらみつけて「触らないで」と冷たい対応。氷川さんに関心がなく、拒絶されても気にしない田中君ですが、彼女に友達があまりいないことにだけは同情しています。

　そんな氷川さんは、田中君と一緒の委員会に立候補したり、話しかけてきたりとやたらと絡んできます。なぜ自分に絡むのかといぶかしく思いながらも、そんなことをされると好きになってしまう……ともやもやした気持ちになる田中君。

　ついに、氷川さんになぜ自分に構うのかと聞いた田中君。彼女は、どうしてもコミュニケーションが普通にできない中、田中君だけはただ普通に話しかけてくれたから……と話します。「田中は……優しいから、私の気持ち分かってくれてるって、勘違い……しちゃってた」と顔を赤らめる彼女に、田中君はめちゃくちゃ謝って自分から告白。めでたしめでたし。

　話しかけづらい雰囲気の氷川さんですが、普通に話してくれる田中君には早いうちに心の氷が溶けていたようです。正統派のツンデレがたまりませんね！　両想いになった2人、末永くお幸せに！

　読者からは「人類はまだギャップ萌えに勝てない」「僕達の心臓も溶けました」と、尊さに溶けてしまったコメントが寄せられています。

　さらにその後、2人が付き合ったあとのお話も公開されており、こちらも心が溶けてしまうような内容となっています。

　八木戸さんは、Twitterで就活に失敗したサキュバスの漫画や、召喚した邪龍と友達になる漫画などを公開。Amazonでは一見クールで誤解されがちな女の子さんと草食系男子のお話『一見クールだけど普通可愛い篠田さん』を配信しています。

画像提供：八木戸マト（@yakitomahawk）さん