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ビデオゲームで24時間耐久 「ル・マン24h」バーチャルレース開催、天候変化や給油、タイヤ交換の要素も
開催日は6月13日・14日です。
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伝統ある国際レース「ル・マン24時間レース」を主催するACO(フランス西部自動車クラブ)が、レーサーとゲーマーが参加するバーチャルレース「ル・マン24時間バーチャル」の開催を発表。本来の開催日程である2020年6月13日、14日にかけて開催されます。
「ル・マン24時間レース」は、「スパ・フランコルシャン24時間レース」「デイトナ24時間レース」と並ぶ、世界3台耐久レースの1つ。過去にはフォードがフェラーリと激闘(関連記事)を繰り広げ、トヨタ自動車が悲願の初優勝(関連記事)を果たすなど、多くのドラマを生みました。最近では映画「フォードvsフェラーリ」でも話題になりました。
ル・マン24時間バーチャルは、本来ならル・マン24時間レースが開催される予定だった6月13日、14日の2日間に渡って開催されます。昨今の情勢を鑑みて、ル・マン24時間レースは2020年9月に開催延期が決まっています。
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ACOによると、バーチャルレースではビデオゲーム「rFactor 2」を使用。本来の「ル・マン24時間レース」のように、24時間かけて行われます。昼と夜の概念が存在し、天候の変化、給油やタイヤ交換といった要素もあり、リアリティのあるレースになると期待されています。
出場するチームは4人のドライバーで構成されます。プロレーサーとシムレーサーが参加し、各レーサーは最低4時間運転する必要があるなど、実際のレースのように戦略が試されます。
出場するマシンは最大50台。開始時刻は日本時間で6月13日22時から。どのような戦いが繰り広げられるのか楽しみですね。
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