ニュース
新型コロナでゲームのプレイ時間はどう変わった? ゲームプレイ時間に関する調査結果発表、香川県の条例施行後の動向も
advertisement
ゲームエイジ総研が、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のゲームのプレイ時間に与えた影響に関する調査結果を発表しました。4月1日から「ネット・ゲーム依存症対策条例」が施行されている香川県のゲームプレイ時間についても報告しています。
調査によると、全国的に学校の休校が始まった3月7日以降にプレイ時間が増加し、その後若干落ち着くものの、3月30日以降に再び増加。これには、WHOやゲーム関連企業がゲームに関する啓発キャンペーンを行ったことが背景にあるとみられます。
また、香川県の10代のプレイ時間は、条例が施行された4月1日ごろにプレイ時間が一気に減少。しかし緊急事態宣言の発令に合わせて増加するなど、全国の10代と同様の傾向がみられたようです。
advertisement
高校生以下の子どもを持つ香川在住者にインタビューした結果も発表。これによると「子どものプレイ時間に効果があるのかは別として、多くの人がそうした状況を認知することとなっただけでも多少の効果はあった」「県がかかわるべき問題ではないと感じている。ゲーム機器は家庭でのルールを明確にしたうえで与えているはずだし、家庭で取り組むべき問題」といった意見が寄せられています。
また、家庭内のルールづくりについても「今後子どもの成長に伴い、プレイ時間が長くなってきた場合は、条例をふまえたルールを一緒に考えたい」「現時点で子どものゲーム依存度がそれほど高い状況ではないので、現時点ではルール作りが必要とは考えていない」などの意見があがり、意見が分かれているようです。
関連記事
香川県弁護士会、ゲーム条例廃止求める声明 「立法事実を欠く」「憲法侵害のおそれ」
「到底、看過できない」と強く批判しています。大館市のネット・ゲーム規制条例、一時策定凍結へ 香川県の違憲訴訟受け「経緯見守りたい」
今後は香川県の訴訟の状況も見つつ検討していくとのこと。さすがカマキリ先生! 香川照之が寄贈した“昆虫柄”の子ども用マスクが「すごくかわいい」と評判
大人も思わず欲しくなっちゃうセーラームーンを自分の絵柄で描く「sailormoonredraw」チャレンジ 漫画家やイラストレーターの美麗なイラストが集まる
元絵を含めて、どれも美しい……!香川ゲーム条例、専門家に聞くパブコメの問題点 「公開性や透明性に疑問」「香川県の民主主義が問われている」
千葉大学大学院社会科学研究院の横田明美准教授に聞きました。- “香川県ゲーム条例”は違憲か 反対署名活動を行っていた高校生が提訴へ
スポーツ界から支援広がる 香川真司選手・桃田賢斗選手ら75人のアスリート、マスク20万枚配布
すてき。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.