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「その魚に食われたらええねん」 女子テニス・大坂なおみ選手、アスリートの政治的発言への批判に痛烈な反論(1/2 ページ)

なおみ姉さん、さすがです。

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 女子テニス選手の大坂なおみさんが6月5日、Twitterの一部ユーザーから送られる「スポーツ選手は政治的発言をするな」という意見に、「あなたに私を黙らせる権利はない」と持論を展開。厳然とした返しに「スポーツ選手や芸能人だって人間だ」「強い」と感心の声が寄せられています。

 米国ミネソタ州ミネアポリスでは5月25日、黒人男性が白人警察官に首を膝で押さえつけられて窒息死した事件が発生。これを発端に、各地で警察やアメリカ政府の黒人差別に対する抗議デモが発生しています。

 大坂さんもこの事件にいち早く反応し、7日に開催が予定されている人種差別反対行進への参加を日本語で呼びかけました。この呼びかけに寄せられた「スポーツと政治を混ぜるな」という返信に対し、引用リプライで「(あなたのアイコンに写ってる)その魚に食われたらええねん」(意訳)とユーモアを交えながら返信しました。

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 その後、大坂さんは「スポーツ選手は政治に口を出すな(娯楽として観客を)楽しませることだけしていろ、と言われるのが大嫌い」と切り出し、「そもそも、これ(黒人差別への抗議)は(政治以前に)人権の問題。あと、何の権利があって私を黙らせようとしているんだ? (あなたに私を黙らせる権利はない)」とツイート。「その考え方だと、IKEAで働く人はグローンリード(IKEAのソファ)のことしか発言できないの?」と続け、肩をすくめた絵文字を送っています。

 このツイートを見たファンからは、日本でも議論にあがる芸能人の政治的発言についてのトピックを踏まえて、「よく言ってくれた!アスリートだって人間だ」「職業によって表現の自由が制限されるなんて発想が意味不明すぎる」など賛同の声が寄せられました。一方で、人種差別反対デモへの参加の呼びかけについては、新型コロナウイルスの感染拡大を助長しかねないと懸念する声もあがっています。


2020年1月に開催された全豪オープンでの大坂選手(画像は大坂なおみ公式Instagramから)
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