ジョコビッチ、新型コロナ陽性 主催大会で感染者続出し謝罪も非難ごうごう
対策が不十分だったとの指摘も。
男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手が6月24日、Instagramを通じてCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の陽性と診断されたことを発表。自身主催のチャリティー大会で感染者が続出したことを受けて謝罪しましたが、厳しい意見にさらされています。
6月13日よりセルビア各地で非公式の慈善大会「アドリア・ツアー」を開催してきたジョコビッチ。ところがグリゴール・ディミトロフ、ボルナ・チョリッチ、ヴィクトル・トロイキら参加選手の感染が次々と明らかになったため、テストを受けたところ自身と妻エレナさんも同様に陽性判定を受けたことを公表しました。2人の子どもたちは陰性でしたが、今後14日間の自主隔離を続け、5日おきに検査を受けることを明らかにしています。
ジョコビッチは「私たちのトーナメントが感染源となってしまったことを、心から申し訳なく思います」と謝罪。大会開催への思いは「純粋で真摯(しんし)なものだった」と釈明し、必要な対策はとっているつもりだったとしながらも「私たちが間違っていました。(大会開催は)早すぎたのです」と非を認め、「どれだけ申し訳なく思っているか言葉にできない」と述べています。併せてジョコビッチは大会の中止を発表するとともに、観戦者に対して検査を受けるよう呼びかけ自ら支援する意思を示しました。
ジョコビッチのもとへは「お大事に」「早くよくなりますように」といったコメントも寄せられていますが、同時に「自業自得」と軽率な行動を非難する声も。「対策していたと言うが、プレーヤーは試合後にハグしていたじゃないか。それじゃ意味がない」「私たちもスポーツが見たいし気持ちは理解できるけれど、どうして選手交流パーティーを開いたのか」と、対策が不十分であったことが指摘されています。また、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラーらトップ選手の名前を挙げ「ここがあなたと彼らの違い。彼らは物事を深く考え責任感があるけど、あなたにはどちらもない」「謝罪したってもう遅い」と痛烈な声も寄せられました。
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