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『ドラえもん』50周年記念本の購入特典『引くえもん』の詳細解禁 ひみつ道具と登場キャラを調べ上げて制作した224ページ

登場した113の「イヌ」も項目化して掲載する徹底さ。

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 漫画『ドラえもん』の50周年を記念した豪華愛蔵版『100年ドラえもん』(全45巻セット、税別7万円)に、購入特典としてついてくる特別別巻3冊のうちの1冊、索引巻『引くえもん』の詳細が発表されました。また新しい楽しみ方ができそうな濃いガイド本……!(関連記事

表紙の青い箔がかっこいい索引巻『引くえもん』

 かなり気合いの入った公式索引巻で、総ページ数は224ページ。気になる構成は、

  • 「登場キャラクター索引」……全2879項目(掲載キャラクターの総数)
  • 「ひみつ道具名索引」 ……全1407項目(第1巻~45巻に登場するひみつ道具の総数)
  • 「サブタイトル索引」……全822話(サブタイトルのあいうえお順)

 の3章立て。キャラクターとひみつ道具索引には作品からキャプチャーしたイラスト入りで、単体でも読み物として楽しめるようになっています。

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「ひみつ道具索引」のサンプル

 「ひみつ道具名索引」では、各ひみつ道具が登場する全てのサブタイトルと第何巻に収録されているかを掲載。そして今回最も充実しているという「登場キャラクター索引」では、主要キャラクター以外の“お話の中で何か役割を果たしている人や動物、事物”までもキャラとして索引の中に記載。例として「イヌ」の項目では約5ページにわたって113の“イヌ”が取り上げられています。

「登場キャラクター索引」での「イヌ」項目ページのサンプル

 他にも各巻の「頻出キャラクターリスト」もあり、「のび太が全話に登場し、ドラえもんは登場しないお話がある」といったことも表形式で分かるようになっています。

頻出キャラクターリスト
「サブタイトル索引」サンプル

 そんな漫画『ドラえもん』を徹底的に調べているのが分かる索引巻『引くえもん』。『100年ドラえもん』の魅力を伝える公式noteでは、同索引巻の制作関係者インタビューを全3回で掲載。現在公開中の第1回では、あいうえお順のキャラクター索引における最初の人物についての話題や、3種類の索引があるメリットなどが語られています。

 同豪華愛蔵版セットは、2020年12月1日発売予定。全国書店にて予約を受け付けており、第1期予約締切は8月31日です。

小学館『100年ドラえもん』(関連記事
購入者限定の「どこでもドア型本棚」も話題になりました(関連記事

小学館・ドラえもんルーム編集長 徳山雅記氏からのコメント

「100年ドラえもん」は造本上のあらゆる部分にこだわりつつ、藤子・F・不二雄先生が描かれた中身を変えていません。だからこそ、まんがとは別に『ドラえもん』読者の方々がまだ見たことがない、新しいものを、見せたいと思いました。そして、てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻を徹底的に調べたうえで、今まで作ったことがなかった「索引」を作ろうと決めました。また、F先生の絵を掲載したことで、ずっとパラパラとめくっていられて、偶然の新しい出会い、そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います。遂にこういう読み方ができる。ぼくらにとって、夢のような読み方です。きっと、『引くえもん』は、『ドラえもん』の良いガイドになってくれます。

(C)藤子プロ・小学館

※ページの見本は編集中のイメージです。実際のデータとは異なる場合があります

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