熱帯魚がポケモンクリアを目指す生放送でまさかの事態 600時間かけて育てた「バシャーモ」を逃す悲劇が話題に
無限の猿定理。
熱帯魚に「ポケットモンスター サファイア」をプレイさせるYouTubeチャンネル「むてきまるちゃんねる」で、数百時間をかけて育てあげた「バシャーモ」を逃してしまうハプニングが発生し、一部で大きな話題を呼んでいます。
「むてきまるちゃんねる」では、ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーとUSBカメラ、自作基盤などを使用してポケモンをプレイ。熱帯魚のベタが水槽のどこを泳ぐかによって、どの入力を行うかが決定されるという途方もない企画です。なおライブ配信は毎日行われていますが、ゲームを操作する熱帯魚は複数匹の当番制となっており、体調を考慮して交代でプレイさせているそうです。
当然、ゲームの進行は非常にスローペース。ポケモン「アチャモ」を選択し最初の戦闘が始まるまでに約59時間、最初のジムリーダーを撃破するまでに373時間かかるなど、通常では考えられないほどの時間をかけて徐々にストーリーを進めていきます。
当然、野生のポケモンたちと大量に戦ってきたおかげで最初に選んだアチャモはストーリーの序盤でありながらレベル36に到達し、最終進化系である「バシャーモ」に進化します。ここまでかかった時間は約582時間。当然、序盤とは思えない圧倒的な能力値を持っており、レベル差の暴力でほとんどのポケモンをワンパンできるほどでした。
ところが、悲劇が起こったのは約654時間が経過したころ。ポケモンセンターからボックスにアクセスし、メイン戦力だったココドラ、ハスボーを逃し、ついにはバシャーモまで逃してしまいます。しかも、チャンネル管理者が帰宅するまでにレポートを書いてしまい、リセットも不可能に。この悲劇は多いものでは数万回リツイートされるなどTwitter上で広く拡散され、話題を呼ぶこととなりました。
チャンネルの管理者は今回の悲劇について、「率直な感想として、(バシャーモは)600時間一緒に旅をしてきた仲なので悲しかったです」とコメント。しかし、今もポケモンの操作を続ける熱帯魚のむてきまるはこの出来事をきっかけに世界中で人気を集め、国内だけでなく海外からの応援コメントも毎日集まるなど、ゲームのライブ配信の中で一際注目を集める存在となっているようです。
画像提供:むてきまるちゃんねる
※価格は記事掲載時点のものとなっています
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