見た目はあのクラシックミニ、でも実は……!! 「オートモビルカウンシル 2020」で見つけたビックリ新型車(1/3 ページ)
すごいクラシックミニが販売されていました!
自動車文化とヘリテージカーのイベント「オートモビルカウンシル 2020」の会場では、歴史的名車の数々に混ざって最新モデルも展示されています。会場を巡っている「見た目はクラシックカー」な驚きのクルマに出会いました。
“ほぼ新車”で買える「クラシックミニ」 お値段なんと……!
ちっちゃくてかわいいクラシックミニだ! ……と思いきや、実はこちらは、“ほぼ新車”で買える最新モデルなのです。「デビッドブラウン・ミニ・リマスタード」という名前で、名古屋市にある輸入車販売店ホワイトハウスが取り扱います。
クラシックミニはあのカタチのまま40年以上も生産された長寿車種で、程度に差はあれど市場に出回っている台数はまだそれなりにあります。そして「このカタチが好き」とこだわって乗る人も多いです。しかし最終型だとしても20年(以上)選手ですから、維持には多少の覚悟がいります。
そこで「これから」でも新車のように安心して乗れるクラシックミニとしてレストアの域を超えた現代版、リマスター版として作られたのがこのクルマです。
クラシックミニの雰囲気そのままのボディーは、何と軽量なアルミ製の新品。よく見ると継ぎ目が少なく、見た目がスッキリしています。剛性や遮音性も向上しているそうです。
エンジンも完全分解後にチューニングを兼ねたリビルドが行われ、出力も71馬力にアップ。純正エンジンより余裕のある走りで、力不足も感じにくくなっています。
会場で披露した展示車は世界25台限定の特別仕様車。白と空色に塗り分けられた爽やかな2トーンカラーがすてきです。ファブリック素材の開閉式ルーフも装備し、現代ならではの「電動開閉」対応。利便性もバッチリです。
内装も現代風を生かしたクラシカルスタイル。シンプルな作りでオリジナルの雰囲気を残しつつ、現代風の素材で高級感のある空間に仕上げました。ダッシュボードにはナビ/ディスプレイオーディオシステムを自然に埋め込み、Apple CarPlay/Android Autoなどのスマホ連携機能にも対応。クラシックカーの雰囲気と現代車の利便性を両立させています。
デビッドブラウン・ミニ・リマスタードは、顧客と話し合いながら仕様を決めていくビスポーク(オーダーメイド)方式で販売。こだわりの1台を注文できます。
参考価格は今回展示した特別仕様車で約1600万円。歴史的名車のスタイルをそのまま、新車並みのコンディションで、かつ自分だけの仕様となった特別マシン。夢のようですね。おひとついかがでしょうか?
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