LINE「有害なコンテンツへの対応方針」を発表 幅広いパブリックコメントも募集
幅広い意見を求めています。
LINEは、安全で自由なコミュニケーションとプラットフォームとしての品質を維持し、そのバランスを明確にする目的で「有害なコンテンツへの対応方針」を発表。本件に関するパブリックコメントの募集も併せて開始しました。
「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションに掲げるLINEは、「世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮め、心地良い関係性を創出する様々なサービスを展開している」と説明。2011年6月のサービス誕生以降、日本・タイ・台湾・インドネシアの主要4カ国では、1億6600万人が利用するコミュニケーションインフラとなっています。
社会的な混乱を招いたり、生命・身体・財産を害したりする情報、テロリズムや暴力的な過激主義につながる有害な情報などが問題視されることが多い中、LINEは「コミュニケーションインフラとして、当社のサービス上におけるこれらの拡散、影響および対応のバランスについては、慎重に図る必要があると考えています」とコメント。
SNSプラットフォームがテロ行為のプロパガンダに利用されたり、偽りの情報によって社会の混乱に利用されたりするケースも散見される昨今。 「プラットフォームであると同時に、ニュースや漫画等のコンテンツサービスを提供する事業者として、サービスの性質に配慮した形で自由なコミュニケーションとプラットフォームとしての品質を維持する必要があると認識しております」とLINEは説明。
「そのバランスについて明確にする責任があり、今後、この領域において、様々な対策を今後検討・強化していく方針」であるとして「有害なコンテンツへの対応方針」の発表に至った背景を説明しています。
またLINEは今後も安全で自由なコミュニケーションを最大限に尊重しつつ、利用規約や法令に違反した投稿に対処をしていくと示しつつ、今回は本件に関するパブリックコメントとしての意見を募集すること発表。期間は8月3日~8月31日まで幅広い意見を求めています。
画像:LINE公式サイトより
(Kikka)
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