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鰻「死ねぇ平賀源内!」 鰻が種の存亡をかけ江戸時代へタイムスリップする漫画に「題名だけで草」「無限ループしそう」(1/2 ページ)

平賀源内の苦難は続く。

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 絶滅する未来を変えるために江戸時代へタイムスリップした鰻が平賀源内を暗殺しようとする漫画が、作者自身も「なんだコレ???」とコメントする超展開ぶりで人気となっています。鰻が空飛んでるとかしゃべってるとか細かいことはどうでも良くなる“パワー”が有るな……。

衝撃の開幕……!

 研究室っぽいところで、仲間のたちに見送られながらタイムマシンで江戸時代へ飛ぶ1匹の鰻。その目的は、土用丑(うし)の日にうなぎを食べることを考案した(諸説あり)源内を暗殺し、種の絶滅を防ぐこと。1コマ目からすごい展開です。

 場面は変わって江戸時代。源内が自宅でキセルを吹かしながら、「そうだ土用丑の日に鰻を食べるキャンペーンをすればもうかるかも……」と思案している真っ最中です。その背後に「シュッ……」と鰻が現れ「死ねぇえー!! 平賀源内!!」と叫びながら、首に巻き付きます。恐るべし鰻暗殺体術!

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そうやって暗殺するのか……

 危うく窒息しかけますが、手元にあったエレキテル(源内が復元したオランダ式の摩擦起電器、現存)の電気ショックで間一髪振りほどきます。鰻「失敗した失敗した失敗した失敗した」。

ここシュタゲ

 仕切り直して、話し合う1人と1匹。未来の世界の鰻のためキャンペーンをやめるよう説得しますが、源内も友人の鰻屋に頼まれているからと困り顔です。

 途中で源内の家に訪れた友人の鰻屋を鰻がまた絞め殺そうとするなどのトラブルが起こりながらも、土用丑の日は「う」の付くものを食べる日なんだと懸命に説得する鰻。源内が「例えば?」と聞くと鰻は考え始めます。「例えば……う……う……うんこ!!(誇らしげな顔)」。小学生か。

何キラキラしとんねん

 その後も話し合いは続いたようで、土用丑の日はうどんを食べる日にすることで決着。未来が変わり、鰻は段々と透明になって消えてしまいます。鰻の未来を救えてよかった……ともに涙の別れを果たした瞬間、背後から「死ねぇえー平賀源内!」の声が。「土用丑の日のせいでいりこ出汁に使われる我々カタクチイワシが絶滅寸前なんだ!」とぶっ刺さってきます。無限ループや。

魚類との戦いは続く

 リプライ欄などでは、「ウナギかわいいw」「失敗の時の反応がシュタゲで好き」「キラキラした表情でうんこ言うなw」「サイコーに頭良くてサイコーに頭悪いマンガ」「めちゃおもしろい漫画に出会えた」といった声が寄せられていました。

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 この漫画を描いたのは、漫画家の森ゆきえさん(@medakanoyukie)。以前から『りぼんオリジナル』や『りぼん』(集英社)で、魚類漫画『めだかの学校』『めだかの学校2限目』を連載していました。現在はリボン増刊で『明日から漫画家めざす!』を連載中です。

画像提供:森ゆきえさん(@medakanoyukie)

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