ニッパー擬人化の「ニパ子」が終了　最終日にフォロワー10万、トレンド1位で有終の美を飾りアカウント消滅

　ニッパーの擬人化キャラ「ニパ子」が、9月1日0時に運用を終了しました。Twitterアカウントも運用終了時刻を持って削除されたのですが、直前にフォロワー10万人達成とトレンド1位になっていました。

　ニパ子は、工具専門店ゴッドハンドが2013年6月28日に公開したキャラクター。主力商品である「アルティメットニッパー」のイメージキャラクターとして誕生し、その後は漫画やコラボなどさまざまな媒体に進出しました。

　しかし8月21日、ゴッドハンドが「諸般の事情」からニパ子の運用終了を発表。Project NIPAKOも解散となり、ニパ子公式サイトでは以下のようなメッセージが追記されました。

……しかし、いよいよ惑星コウグが王女の勝手をゆるさない！国王より正式に王位継承のための戴冠式を執り行うということで2020年8月31日をもって地球での活動を終了。宇宙船をなおして星に帰ることになりました。

いままで本当にありがとう。でも油断してはならない……コウグ星人はいまでも地球に潜んでる。その時を虎視眈々と狙いながら……地球のホビーはいつかニパ子が侵略！

　公式Twitterはアカウント削除の直前までツイートしており、「本当にみんな、ニパ子Twitteryって7年ちょっとありがとうございました！」「言葉が見つからない！　でも最後に！！！　達者でな！！！！！！！地球！！！！！！」といったメッセージを投稿していました。また、キャラクターデザインの小池智史さんは運用終了と同時に女王になったニパ子のイラストを公開しました。

　今後のニパ子は法人版権許諾申請の新規受付を終了し、アマチュアによる創作活動が自由にできる「版権フリー」となります。公式サイトでは、ニパ子使用の基本ガイドラインが公開中。