2020年はハロウィーンもオンライン!? 川崎がSNSでの実施を決定、仮装動画を全国および世界から募集
1997年から続く日本最大級のハロウィーンイベントが、ついに電脳空間へ進出。
神奈川県川崎駅周辺で例年開催されているカワサキハロウィンが、2020年はオンラインで実施すると発表しました。「10月のSNSを仮装動画で完全にジャックしよう」との意気込みです。
同イベントにおける例年の目玉企画はハロウィン・パレード。日本最大級の規模をほこるもので、川崎駅周辺を仮装した人々が練り歩きます。2019年は駅前の大通りである新川通りの全6車線を完全封鎖、参加者はおよそ2000人、沿道には12万人ほどが集まりました。
1997年から毎年規模を拡大し実施してきたイベントではありますが、コロナ禍では安全の担保と、圧倒的なスケール感の両立は困難と判断し、オンラインでの開催を決断しました。ネット企画というと寂しいようにも感じますが、主催者側はテーマに「“カワハロ史上初!完全 ONLINE でリアルパレードを超える!」を掲げるなど、例年以上に盛り上げる気構えです。
主な企画は、10月1日から31日まで行われる仮装動画の募集。TikTok、Instagram、Twitterなどに「#カワハロ 2020」「#うちで化けよう」のハッシュタグをつけて投稿することを呼びかけています。25日までに投稿された仮装については、仮装コンテスト『ハロウィン・アワード』の審査対象となり、グランプリには賞金50万円が贈られます。また、詳細は現段階では発表されていませんが、31日には、サプライズを秘めた ON LINE ハロウィン・パレードが開催される予定です。
全国には、すでに中止を決定しているハロウィーンイベントもあります。カワサキハロウィン主催者は、全国の主催者に対しても、企画に参加してほしいと呼びかけています。「元来“悪霊退散”を起源とする“ハロウィーン”を、全国各地で連動して実施する事によって、“コロナ退散”の願いを日本中で共有し、少しでも世の中を元気にする役に立てるのではと考えました」と心意気を語っています。
(高橋ホイコ)
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