「好きな服で登校していい日」にシャンパンボトルの着ぐるみを選んだ小学1年生の男の子に「将来有望」「天才」といった声が上がっています。
投稿者はスカパンクバンド「SNAIL RAMP」のボーカル・ベースで、耳マンにてコラムを連載中の竹村哲(@TAKEMURAAKIRA)さん。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のまん延でさまざまな行事やライブが自粛されていることについて「コロナのせいでライブ中止、試合中止、イベント中止となり意気消沈している皆さま、俺も同じです。自暴自棄なので、これをアップします。『制服校だけど、好きな服を着てもいい日』に出掛けていく小学1年の息子です。何回も『そういう意味じゃない』と説明したのですが、聞いて貰えませんでした」と小学1年生の息子さんの写真を投稿したところ、14万5000件以上の“いいね”が寄せられています。
写真に写っているのは、パーティーなどで使われる“シャンパンボトル”を纏った息子さんの姿。キャンディーを手に持ち、リュックサックを背負っているのがなんともアンバランスでかわいらしいです。
これにはリプライでも「聞いて貰えませんでしたで許しちゃう親もファンキー」「天才かよ」「将来有望な息子さん!!」と称賛の声が上がっている他、「お子様に『高校生や大学生でも近いことしてる人はいるから胸を張って行きなさい』とお伝えください」とアドバイスする声もありました。
竹村さんに聞く、「好きな服で登校していい日」
ねとらぼ編集部は投稿者の竹村さんに、「好きな服で登校していい日」の詳細やシャンパンボトルで登校した際の周囲の反応などを聞いてみました。
――好きな服を着てもいい日はそもそもどういう施策なのでしょうか?
竹村:年に一回、制服ではなく好きな私服登校が許される日のようで、コンセプトは無いですがコスプレをする日でもありません。
――シャンパンボトルを着ていった息子さんの感想はいかがでしたか?
竹村:「どうだった?」と聞いても「うーんと、どうだったかな。忘れた!」と、この年頃特有のいい加減さで答えられました。
――周囲からの反応があれば教えてください。
竹村:他クラスからも「それ着させて」と生徒が来たらしく、みんなで着たようです。迎えに行ったとき、この着ぐるみが見えたので後ろから抱えたら中身は知らない子どもでした。
――自分の好きをしっかり表現できるお子さまだと思うのですが、ほかにもこうした事例はありましたか?
竹村:自分のしたい事したくない事の意思表示がはっきりしています。見ようによってはワガママに見える瞬間も。ただ子どもも当然に1人の人間なので、本人の意思をなるべく尊重するようにしています。
なおこのシャンパンボトルのコスプレは2012年に「SNAIL RAMP」のライブで使用するためにプレゼントしてもらったものだといい、竹村さんは「時は流れ、保育園のハロウィンパーティーの司会で着用し、それを今は息子が着るという世襲制。俺の孫もいつかコイツを着るのか…」と感慨深さをツイートしていました。
(Kikka)
画像提供:竹村哲(@TAKEMURAAKIRA)さん
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