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誹謗中傷ホットラインが開設から2カ月の活動報告を公開 削除要請したサイトは「匿名掲示板」が最多
実在の個人を特定できるかどうかがポイントとなるようです。
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セーファーインターネット協会が、2020年6月29日に開設した「誹謗(ひぼう)中傷ホットライン」の活動報告を公開しました。約2カ月で寄せられた相談は498件で、相談者数は277人となっています。
今回の活動報告によると、498件の相談のうち特定誹謗中傷情報に該当すると判断されたのは、2割の102件。非該当の主な理由としては、ハンドルネーム等で「実在の個人が特定できない」が半数でした。
削除率は3割で、削除要請したサイトは「匿名掲示板」が最多。削除要請の件数は90件で、削除件数は34件、削除率は37.8%でした。相談内容傾向としては、個人商店や学校、SNSといった地域やオンライン上の特定コミュニティに属する人に対する相談が多かったということです。また、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関連する誹謗中傷の相談も4件あったとのこと。
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誹謗中傷ホットラインは、インターネット上で誹謗中傷を受けている被害者がメールで相談することによって、プロバイダーへ削除の申請を代行するもの。立場の弱い私人や個人商店等が対象で、被害者が児童・生徒の場合には保護者や学校関係者からの相談も受け付けます。
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