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「cali≠gari」配信ライブの「自称関係者席」はどのように生まれたのか? 気軽に聞いたら存在しないインタビューの原稿が送られてきました(3/3 ページ)

インタビュアー、誰?

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──ステージの表側と裏側の隙間をうまくついてますよね

「もともとcali≠gariというバンドは隙間産業で、ニッチなところばかりを攻めていくバンドなので、どこまでが本気なのか分からない。冗談も悪ふざけも本気でやるんです」

──「あなたのプロンプター席」の価格設定もそういうことなんでしょうか?

「あれに関しては、うちの石井にはそれだけの価値がある、ということです。それだけです」

──(笑)。イ(1)シ(4)イ(1)で1万4100円ってことですよね

「そうです。イシイ価格です。あれだけプロンプターを見てるんだから、あそこにカメラを設置すれば、それはもうずっと配信なら目が合いっぱなしなんじゃないかっていう話は、われわれの中でときどきあがっていたんですよ。でも、だいたい歌詞を覚えてないのはわたしの曲なので、石井さんご本人が書いている曲になったら途端にステップを踏んでるだけの映像になるんじゃないだろうか、と(笑)。

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 どういうところに1万4100円の価値をみい出せるのか、ちょっとした冒険席ですよね」

──他にも青さんの「スペイシーギター席」、研次郎さんの「ベースキッズ席」、上手下手の「スタッフなりきり席」とありますが、一押しの席はありますか?

「どこもそれなりに楽しいと思いますよ。最初からネタが仕込まれているっていう点では、やはり自称関係者席で観ていただいて、仁義なきマウンティングに参加していただくのがよろしいんじゃないでしょうか。ぜひ私たちもその場外乱闘を見て、ゲラゲラ笑いたいので。そうそう、こういうこと言う人いたよって(笑)」

──今はお客さんを入れたライヴにしてもライヴ配信にしても賛否両論があって、いろんな意見や考え方がある中で、せっかくお金を出していただくのなら笑いながら出してもらおう、みたいな感じがして、いい企画だなと思いました

「もちろんそういう思いもあるし、せっかくお金を払っていただくんだったら、やっぱり参加してほしいなっていう思いもある。ライヴはコール&レスポンスがあるけど、配信はやっぱり一方通行ですよね?そんな中で、少しでもメンバーとのつながりみたいなものを感じてもらえたらいいなと。

 あと希望としては、できるだけリアルタイムで楽しんでもらえたらいいなと思うんです。もちろんアーカイブもあるんだけど、いつでも観れるという安心感は、観ないで終わるということでもあったりするから。Amazonで買ってそれで満足する、みたいな」

──タイムシフト予約したのに、観ないまま期限が切れちゃった、とか。あるあるですね

「そうなんですよ。いつでも観られる=観ないにつながっちゃうから、できるだけリアルタイムで一緒に楽しんでいただきたいなと思いますね」

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──いつかまた、みんなでライヴハウスに集える日まで

「本当に。こういう形で配信も楽しんでいただきたいですが、今回のツアー、少人数キャパとはいえ有観客ライヴですからね。リアルなライヴを体験していただきたい、というのは何より一番にあります。とはいえ、それを強制するようなまねは出来ないので。

 だから、これからもどんどんアイデアを絞って、いろいろとやっていきたいですね。今回やらなかったけど、とても不謹慎な次回の配信ネタももう考えてますから」

「ブルーフィルム -Revival-」リリースツアー “特殊”配信企画「ピーピング エロチカ2020」

  • 2020年10月3日 名古屋ElectricLadyLand

 2部[OPEN/START] 18時45分/19時30分

  • 2020年10月25日 梅田バナナホール

 2部[OPEN/START] 18時45分/19時30分

  • 2020年11月15日 KANDA SQUARE HALL

 2部[OPEN/START] 18時45分/19時30分

【チケット情報】

2020年9月15日20時からツイキャスマーケットにて受付中

チケットの詳細はこちら

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