国内初、原材料や栄養などの「裏面」をディスプレイした「裏面自販機」が登場　イメージより中身で商品を選べる

　ダイドーが、本来はパッケージ裏面に表示されている栄養成分やカロリーを全面に表示した「裏面自販機」を期間限定で設置すると発表しました。

　文字を見やすいシンプルなデザインで、飲みものに含まれる成分などを確認できるのが「裏面自販機」の特徴。従来の販売機のような、華々しいパッケージデザインがずらりと並ぶ様子はなく、淡々と飲みものの特徴を表示しています。洗練された見た目からは、どこか無機質で近未来のような、魅力的な雰囲気が漂っています。

　「ダイドーブレンド ザ・ブラック」のパッケージは、本来は黒くて渋いデザインですが、黒色をベースに缶の形をかたどった枠と原材料や成分内容が記されています。「ぷるっシュ!! ゼリー×スパークリング 味わいグレープ」や「ダイドーブレンド スマートブラック 世界一のバリスタ監修」、「ミウ」でも同様に缶やボトルの形はわかるものの、イメージ画像を使った表現をしていません。

　パッケージの違いがわからず、購入する際に迷ってしまいそうですが、ドリンクを購入するボタンの上に「ごくごくおいしいミネラル補給」「入ってそうで入ってない保存料不使用」などの表示があり、商品選びの参考にできます。

　販売機の裏面には、ダイドーの起源が家庭に薬箱を設置する「置き薬」にあることや、すべての飲料で保存料不使用を徹底していることなどが説明されています。

　なお「裏面自販機」は、JR静岡駅直結の「静岡駅ビル パルシェ」にて、9月17日から9月23日までの期間限定での設置となります。利用者が触れる箇所には、特殊なコーティング剤（抗ウイルス剤）を施しているとのことです。