切り絵で「光の反射」を表現するだと……? 写真と見間違えるほどの風景切り絵がすごすぎる
実物を見てみたくなる作品です。
美しい風景を表現した精巧な切り絵作品に「拡大するまで写真かと思ってた」「すごく綺麗」「本当にステキ」と感動する声が寄せられています。夜の写真に見えますが、実は黒い紙なんです!
こちらの画像は切り絵作家の斉藤洋樹(@kiriehiro)さんの作品。「黒い紙をデザインナイフで切った切り絵なのです…」と説明を加えてツイートしたところ、「き、切り絵……!?」「すごすぎる」「切り絵ってこんなことできるのか…神業だ」と話題に。
その細かさや見事なリフレクション表現ゆえに風景写真と一瞬見間違えますが、ハッキリとした黒の輪郭や切り絵らしい造形が1つ1つ積み重なり、より幻想的で引き込まれるような世界を創り出しています。
斉藤さんによると日々の制作時間は、短い日で3~4時間、長い日は14時間ほど作業しており、作品によっては完成までに4カ月かかることも。ちなみに作品の大きさは、ほとんどがA4サイズで、一部ではA3サイズのものもあるようです。
着色に関しては、作品によって「色材や照明用フィルム、セロファンなどを使用して照明で裏から照らしています」とのことで、表現のためのさまざまな工夫も。なお、Twitterで切り絵だと信じられない人向けに、実際の作品を手で持ち上げる動画も公開しています。光に当てた瞬間に、美しい景色が現れる様子にビックリ……!
他にも星空がきれいな夜景から、動物の切り絵までを制作している斉藤さんの作品は、メインのTwitterアカウントと、過去作品を公開するTwitterアカウント(@star_town401)にて見ることができます。また11月7日~8日に東京ビッグサイトで開催される「デザインフェスタ vol.52」に参加予定。こちらでは新作も展示予定とのことで、実物を見てみたい方は要チェックです。
斉藤洋樹(@kiriehiro)さんの作品
画像提供:切り絵作家 斉藤洋樹(@kiriehiro)さん
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