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「自分を骨格標本にしちゃえば良くね?」 先生自らの体で人体の仕組みを教えるバーチャル授業がおもしろい
生き生きとした骨格標本。
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「人間の骨がどんな構造しているかっていうと……こんな構造をしています」と、自分の体を骸骨化して授業する先生の動画が、「面白そう」「すごく分かりやすい」と好評を集めています。
「みなさん、こんにちはー」と、お辞儀する骸骨。まるで新手のバーチャルYouTuberのようですが、学習のためのまじめな講義です。人間の骨格がどんな形になっているのか、頭蓋骨はどんな骨に支えられているのかなど、骸骨が自分自身の体を動かしながら教えてくれます。
口頭の説明だけではイメージするのが大変な人体の構造も、「ココとココがつながっている」と身振り手振りで説明を受けると、不思議とよく理解できてしまいます。
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動画を投稿した、やのせん@VR教育(@yanosen_jp)さんは、VRなどを活用して新しい教育を考える先生。肺の解剖の授業中にアイデアを思い付き、サンプルとして今回の動画を制作しました。うれしそうにしゃべる先生の雰囲気から、見ているだけで楽しい気持ちになってきます。
Twitterのリプライには、わかりやすいという称賛や「8歳と4歳の息子達が鬼滅そっちのけで食いついてます」と子どもさえ夢中になってしまったという報告も。「自分で自分の内臓をどんどんひっぺがしながら講義とかシュールそう」「まさに骨の折れる作業」など、新たなアイデアや思わず笑ってしまう冗談などが寄せられています。
画像提供:やのせん@VR教育(@yanosen_jp)さん
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