ニュース

『東京BABYLON』は一生引きずる――当時の思い出を描いた漫画にCLAMPの“罪深さ”を感じる

真言唱えられるようになっちゃう……。

advertisement

 かつての少年少女たちをざわめかせた『東京BABYLON』アニメ化の報。イラストレーター・漫画家のカマタミワさんが、アニメ化をきっかけによみがえった思い出を漫画をブログで公開しています。CLAMP先生は……罪深いぜ!

 『東京BABYLON』漫画家集団CLAMPが1990年から連載していた漫画。陰陽師一族の当主・皇昴流と、彼の双子の姉・北都、昴流に近づく桜塚星史郎3人をめぐる物語で、衝撃的なラストの展開からさまざまな人にとって特別な一作になっています。

 カマタミワさんが『東京BABYLON』にどハマリしたのは中学生のころ。作品の影響でマントラや真言密教の印に興味を持ち、図書館で本を取り寄せては独学で覚えていたといいます。

advertisement

 いつものようにカマタさんが真言密教の本を読みふけっていると、「ねえ」と声をかけてくる大学生くらいの男性が。「一人? 高校生? 何読んでるの?」との質問に、疑問に思いつつも、「真言密教の印の結び方の本です…」と読んでいた本を見せます。

 すると男性は、例えるなら“宇宙猫”のような表情で、「そうなんだ…」「頑張ってね…」と言いながら、スサササ……と遠ざかっていくのでした。カマタさんは「あれ人生で初めてのナンパだったのかなと大人になってから思った」と結んでいます。図書館は本を読むところであってナンパするところではないぞ~とちょっぴりツッコミたくなってしまうところですが、真言密教の印がある意味効いたのかもしれません(?)。

 そんな日々をカマタさんは「病気のような青春」と称しており、今でも時折印を結んでしまうことや、印にドキドキしてしまうときがあることを「病気の後遺症」「一生引きずる」と語っています。その病気、引きずってる人が山ほどいる……! コメントには、「その年代の頃って印を結びたくなる年頃ですよね」「印とか呪文とかね!最高にかっこいいですよね!」「未だに真言宗に憧れます(笑)」などなど、思春期にCLAMPを刻まれてしまった人たちの声が寄せられています。

出典:ライブドアブログ

ブログ名:一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス

ブロガー名:カマタミワさん

URL:https://kamatamiwa.blog.jp/

LINEで新着記事の更新通知を受けとる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. スーパーで買ったリンゴの種に“粉”を振りかけ育てると…… まさかの結果に「どうして!?」「すごーい!」「やってみます」
  2. 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
  3. 娘が抱える小型犬の目を疑うデカさに「サモエドかと思った…」「固定資産税かかりそう」 意外な正体がSNSで話題
  4. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 1歳弟の歩行練習に付き合う柴犬、アンパンマンカーに乗って…… 「待ってましたー!!」「もうプロ級ですね」“師匠”なたたずまいに爆笑の620万再生
  7. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」
  8. 注意書きや警告に添えると……? 天才的発想の“一発逆転キーホルダー”が10万いいねの大反響 「やめーやww」「好きすぎる」
  9. 2歳兄、4カ月の妹の周りをおもちゃで埋め尽くしたあと…… 妹をとことん楽しませる行動に「優しいおにいちゃん」「癒されてほっこり」
  10. 「悲しくなった」「リスペクトがない」「嫌悪感」――楽器や画材を潰すiPadの紹介映像が物議