日本シリーズ、ホークス3連勝で「あと11点」がTwitterトレンドに　魔の数字「33-4」が成立してしまう可能性（1/2 ページ）

　2020年プロ野球日本シリーズにて、福岡ソフトバンクホークスが読売ジャイアンツに3連勝で王手。3試合のトータルスコアが「22対3」となり、4戦目にホークスが11対1で勝利すれば「33-4」が成立することから、Twitterで「あと11点」「あと11-1」がトレンド入りしました。なんでや！　阪神関係ないやろ！（関連記事）

　「33-4」とは、2005年の日本シリーズで生まれた記録。この年は千葉ロッテマリーンズが4戦を「10-1」「10-0」「10-1」「3-2」と、ほぼワンサイドゲームで阪神タイガースに連勝し、日本一に輝きました。そのトータルスコアこそが「33-4」で、以来その圧倒的な数字はプロ野球ファンの間で語り草に。ときには阪神も野球も関係ないケースにまで用いられる、ネットスラングにまで発展しました。

　一方、2020年のスコアは、「5-1」「13-2」「4-0」でホークスがジャイアンツに3連勝。トータルで「22-3」と、「33-4」が射程圏に入りました。あと数試合で残り「11-1」の達成は難しい数字かもしれませんが、この3戦を振り返ると、あり得なくはないから恐ろしい。

※4戦目が1-1で引分け、5戦目で10-0といった可能性はある

　すっかり定着した「あの数字」がもしかしたらまた成立するかもしれないという可能性から、Twitterでは野球ファンから「ここまで来たらホークスには11点取ってほしい」といった投稿が多数。「むしろ33-4にできなかったらホークスの負けでいいのでは」と、謎のハードルを設ける人まで現れました。

　また、中にはジャイアンツの打撃低調を見て、「ホークスが11点取れるか」より「巨人が1点取れるか」を心配する人も。諸々の条件に鑑みると、いかに「33-4」が奇跡的な数字か、あらためて気付いたといった声もありました。

　日本シリーズ第4戦は本日11月25日18時30分に、PayPayドームでプレイボール。地上波ではフジテレビ系、BSではNHK BS1で放送されます。もちろん巨人サイドを応援する声も多数見られますが、勝敗以前に、トータルスコアの推移がこれほど気になるシリーズそうそうない。