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「ワロタ」が「草」となり森をこえて丘こえて―― 「笑」の表現を突き詰めた詩的な4コマ漫画が味わい深い

ほとばしる感性が止まらない。

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 「(笑)」から「ワロタ」や「www」、「草」や「大草原」と発展してきた“笑”の表現を追求し、詩的な世界へ昇華する4コマ漫画が感動的です。タイトルはズバリ「感性」。

大きく飛躍した「詩的ワロタ」とは……?

 「ワロタ」「大草原不可避w」などと笑い合う3人組。すると1人が感性をほとばしらせ、「それはもう草こえて森こえて」と、笑いの形容を突き詰めていきます。

 もともと「草」だった言葉は、丘越えて、谷越えて、あの娘の住む町も越えて――。ついには「誰も知らない野原に咲く一輪のたおやかな花」にまで発展しました。ここまで来るとエモすぎて、笑いを超えた感情が生まれていそうですが、人はそれを「愛」と呼ぶのかもしれません(適当)。

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 この味わい深い4コマ漫画は広く拡散。「笑いの花が咲いた」「心が洗われる」「2コマ目からイケボに聞こえる」「みんながこんな感性だったら平和なのに」などと、読者の心を揺り動かしているようです。

 作者のマヌケナナマケモノ(@ManukeNamake1)さんは、Twitterで多数の4コマ漫画を公開。シュールだったりトンチが利いていたりパロディだったり、多彩なテイストで読者を楽しませています。

気持ち悪さと脱力感の落差が激しい「ストーカーは知る」。
こっちは純粋に気持ち悪い「17歳の夏
クリスマスプレゼント」はとんち話風味
狂気がフルスロットルの「お前は誰だ?
一切のユーモアが欠如した「アメリカンジョーク
曲者」では熱い考察(?)が錯綜
ある意味勝ってる「ギャルvs箱の中身
選ばれし者の宿命を描く「勇者
作品提供:マヌケナナマケモノ(@ManukeNamake1)さん


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