ニュース

近所の公園で小学生がゴミをポイ捨て 勇気を出して注意した出来事を描いた漫画に賞賛の声(1/2 ページ)

行動で示せる大人になりたい。

advertisement

 公園でごみをポイ捨てしている小学生に遭遇し、勇気を出して注意した出来事を描いた実体験漫画に称賛の声が集まっています。作者は育児漫画などをInstagramで公開しているぶちねこなみ(@buchinekonami)さん。

ゴミを堂々とポイ捨てしている小学生が

 ぶちねこなみさんが娘を連れて近所の公園に遊びに行ったときのこと。その公園は遊具や広いスペースにベンチもあり、赤ちゃんからお年寄りまで多くの人が利用する場所でした。その日は何人かの小学生の男子がブランコを占領。アイスを食べながらゲームをしている彼らの足元には、堂々とアイスのゴミが捨てられていました。

 ぶちねこなみさんは少し迷いましたが、「この地域で子育てするオバチャン」として、自分には注意をする「権利と責任と度胸」があると意を決します。「そのゴミ捨てたの君たち?」と話しかけてみましたが、小学生は「違います」と即答。明らかにウソと分かります。

advertisement

 ウソだと分かっていても、否定されてしまっては仕方がありません。ぶちねこなみさんは「じゃあオバちゃんが拾っとくね」と彼らの足元のゴミを拾い始めました。小さい子も使う公園だから頼むよ……と思わずボソッとつぶやいたその時、男の子の1人が「俺らは捨ててないけど拾います…」と残りのゴミを拾い始めました。

 ついでだからと、ぶちねこなみさんが拾ったゴミも受け取って捨ててくれた男の子。彼らも、ポイ捨ては悪いことだとは分かってはいるのです。ワルな行動がかっこよく思える年頃なのだと理解を示しつつも、「本当はとてもカッコ悪いってこと、大人になるまでに知ってほしいな」とぶちねこなみさん。

 実はこの公園の植え込みにはいつもごみが捨てられており、その日もゴミを見つけたぶちねこなみさん。子どもに注意した大人がこれを無視するわけにはいかないと、そのゴミを持って帰ったのでした。

 ゴミ箱が無いから、みんながやっているから……そんな理由でゴミを捨てる大人もいるけれど、少年たちには見知らぬ人にとがめられた経験や今ある良心を忘れずに大人になってくれたら……とぶちねこなみさんはつづっています。

 誰かに注意するのは勇気が要ること。ぶちねこなみさんの注意を男の子たちは素直には聞いてくれなかったけれど、彼らを否定をせずに行動で示したからこそ、考える機会をあげられたのではないかと思います。悪いとはわかってる、でもやってしまうこと。それでも、誰かに指摘されたり、叱られたりした経験はきっと大人になってからも心に残るのではないでしょうか。

advertisement

 読者からは「すごい!ゴミ捨てを注意する勇気、ステキです!」「大人が軌道修正してあげれば、悪くも良くもなれるんだと思います」「少年を否定しない、なんて素敵な対応~ 子供達にその後も考えさせる…多くを語らない伝え方素晴らしいですね」など勇気と対応の仕方に感心するコメントが寄せられています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  3. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  6. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  7. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  8. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
  9. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  10. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】