「サイバーパンク2077」がPSストアから削除&払い戻しへ SIE「高レベルな顧客満足度の確保に努めるため」(1/2 ページ)
PS5では比較的快適にプレイできているようですが……。
12月10日に発売されたアクションRPG「サイバーパンク 2077」が、PlayStation Storeから削除されました。購入者に対し返金に応じることを発表していた同作ですが、とうとうソフト事態が姿を消すことになってしまったようです。
「サイバーパンク 2077」は、「ウィッチャー」シリーズなどで知られるポーランドのゲーム開発会社CD Projekt REDが開発したもの。高い期待に応えたゲーム内容となっていましたが、初代PS4や初代Xbox Oneでプレイするとバグやクラッシュの頻発、さらにフレームレートがかなり落ちることなどが多数報告されていました。
これを受け、12月14日には事前に家庭用版のゲームプレイを十分に見せていなかったことを挙げ、それにより「事前知識なしに本作をご購入させてしまったことを深くおわび申し上げます」と謝罪。アップデートで修正していくことを約束しつつ、返金にも応じていました。
そして18日、ついにソフト自体がPlayStation Storeから姿を消す事態に。削除の告知ページでは英語で、「高レベルな顧客満足度の確保に努めるため、PlayStationStoreからCyberpunk2077を購入した全ゲーマーに全額返金を開始する」「通知があるまでPlayStationStoreからCyberpunk2077を削除する」といった旨が記載されています。
PS5上では比較的快適なプレイができることが確認されている「サイバーパンク 2077」ですが、現在販売されているのはPS4版のみ。PS5版の発売は2021年で、現在は「PS4版を高スペックなPS5で動作させている」状態です。そのため「PS5版だけ残す」ということができず、ソフト自体の削除に踏み切ることになってしまいました。
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