【漫画】夜の海辺で“仲間”を探す2つの明かり、追いかけた先に待っていたのは…… 釣り人が体験した「実話怪談」にゾッとする(1/2 ページ)
帰れなくなっていたかも。
夜の海辺。日中とは懸け離れた漆黒の水面は、ただ見るだけでも怖気をふるってしまうもの。昔から「水気の多い場所には幽霊が集まりやすい」とも語られており、夜の海や湖、池など、水辺を舞台とした怪談話は、時代を問わず数多く語られています。
今回ご紹介する作品は、釣り好きの男性がある海岸で遭遇したという、実に奇妙なお話です。
作者はしろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さん。「しろやぎの漫画おおめブログ」にて、読者から寄せられた怖い話や、日常を描いたエッセイ漫画などを多数公開されています。
釣りを趣味としている男性のお話。イカがよく上がる秋の日、夜釣りをしようとある漁港の防波堤へ向かったそうです。その日はとても風が強く、防波堤に打ち付ける波も高かったと言います。
当然ながら、防波堤には街灯などの明かりは一切存在しません。身につけたヘッドライトや懐中電灯だけが頼みの綱です。
暗闇のなか防波堤の先端へと向かう男性は、先方に2つの光を見つけます。それを見た男性は「仲間がいるな」と心強くなり、どんどん先へ進むのですが……たどり着いたそこには、誰もいませんでした。
防波堤には上へと続く階段がありました。先ほど見えた先客はそこから移動したのかも……。ですが強風の中で高い場所にいては波にさらわれかねません。心配した男性は自分も階段を登ることに。
ですが階段を登った先にも人の姿はありませんでした。ここは防波堤の先端、隠れる場所などどこにもないはず……。
明かりは確かに見えていた、ふたりはどこへ消えてしまったのか、まさか事故が起きたのか。男性が考えを巡らせていると、背後にふと気配を感じ、そして……。続きは実際に漫画を読んでお確かめください。
たけしな竜美(@t23_tksn)
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