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エアコンが効かないと思ったら…… ガチガチの氷漬け“室外機”写真話題に、積雪時や寒冷地は要注意(1/2 ページ)

お湯をかけたくなりますが良くないようです。

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 エアコンをつけているのに、部屋が全く暖まらない。その原因をとらえた1枚の写真が大きな話題となっています。これはエアコンもうまく動けないわけですね……。

ガッチガチです(画像提供:mansonさん(@mansonkaitai

 写真を投稿したのは、mansonさん(@mansonkaitai)。そこに写っていたのは、完全に氷漬けになった室外機でした。見事なまでにガッチガチです。すごい凍り方をしていますが、リプライ欄では「屋根から伝ってきた雪解け水が室外機にかかって凍ったのでは」と予測されていました。

エアコンの室外機にご用心

 夏場、エアコンの冷却能力を下げないために室外機の周辺にものを置かないよう気を付けている人は多いですが、冬場も室外機周辺がふさがれていると暖房能力が落ちることは変わりません。特に冬は今回のように凍ったり霜がついたり、雪で室外機が埋まってしまうことがあるため注意が必要です。

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 ダイキン「大雪の困りごとと解決法」ページでは、他に冬のエアコンで注意するべきことがまとめて書かれています。大雪の予報の際には室外機の周囲を片付けておき、雪が積もったら室外機の周囲30センチはアコン専用ブレーカーをオフにして取り除いた方が良いとのこと。

周囲30センチは雪がない状態に(以下、画像はダイキンから)

 エアコンは暖房で運転する際、冬の冷たい空気からでも室外機で熱を取り込めるようになっており、この熱を利用して部屋を暖めるそうです。室外機周辺がふさがっていると熱を取り込めなくなり、効率が悪くなってしまうとのこと。

冬の冷たい空気からも熱を取り込んでいます

 また、吹き出し口がふさがっていると室外機から吹き出された冷たい空気を室外機が再び吸い込んでしまうことも、効率を下げる原因となります。こうなると電気代が高くなるだけでなく、運転が停止してしまうことも。

 また、室外機に霜が付いたり、溶けた雪が凍り付着することもエアコンの不調につながります。こういった場合に熱湯や水を大量にかけると室外機の底板にたまった水分が凍って膨張し、ファンや室外機内部の部品を損傷させる恐れがあるとのこと。霜対策には、エアコンの「霜取り運転能」を使用すると良いそうです。

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