レジンで作られた「手のひらサイズの深海」が夢のような美しさ 海底に差し込む光はまるで“人魚の梯子(はしご)”
心の保養になるアート作品です。
「人魚の梯子(はしご)」「海のボールペン」「衛星軌道上から見たオーロラ」――海や空をテーマに空想の世界をレジンで表現した作品が、美しくも思わずドキッとするような魅力にあふれています。作者は「M's craftworkS」さん。
いずれも手のひらサイズの作品ですが、小さなレジンに閉じ込められた臨場感あふれる世界を眺めていると、美しい夢の中を冒険しているような気持ちになります。
最初に紹介する作品「人魚の梯子」は、深海に佇むザトウクジラに一筋の光が差し込み、神秘的な海の世界を生み出しています。
作品名は雲の隙間から漏れた太陽の光が「天使の梯子」と呼ばれていることになぞらえて、海底にかかる光芒(こうぼう)を「人魚の梯子」と表現したそうです。よく見ると船の残骸も沈んでおり、ただ美しいだけではない深海の底知れなさを感じることができます。
「海のボールペン」は名前の通り、ボールペンの中にレジンで海を表現した作品。こちらはザトウクジラのつがいが泳いでいます。周囲の光によって雰囲気が変わるので、外で取り出すたびにワクワクできそうです。
続いての「海明月」は海底に沈んだように見える月が幻想的な作品。月明かりに照らされた沈没船が物語を感じさせ、その美しくも怪しげな雰囲気がたまりません。
最後の「衛星軌道上から見たオーロラ」は、作者の「オーロラを全方向から眺めたい!」という思いから作られた作品。立体作品なので、見る角度によってオーロラの見え方が変わるのが面白いです。直径約17ミリの球体の中にオーロラの色や形が描かれており、その絶妙な表現にたまらず見とれてしまいます。
「M's craftworkS」さんは、自然の匂いや音を感じられ、手に取った人が物語を見いだせるような作品を目指して、全て手作りで作品を制作しています。作品の販売はminneとメルカリにて。Twitterでもさまざまな作品を公開しているので、気になった方はのぞいてみるとステキな時間を過ごせるでしょう。
画像提供:M's craftworkS(@nS10ec6bj6bRm4Z)さん
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